もしかしたら,毎号買うべき雑誌があるのかも知れない,とふと思い立ちました.そこで,鉄道・鉄道模型関係の月刊誌を,昨冬から毎月買っている "鉄道ダイヤ情報" 以外の 7冊をひととおり買いました.……と思ったけれど,"j train" は季刊だったのに勘違いして買ってしまいました... なお,"Rail Magazine" はバックナンバーを既に買っていて雰囲気は判っていますので今回はパスです.
先月下旬には全部揃っていたのですが,やっとすべて読み終わりましたので,ご紹介.
(今日の日曜日は色々と用事があって,レイアウトを置いている嫁さん実家へは行けなくて,作業出来ず... )
鉄道ファン (2018年1月号)
37年前と変わらぬ体裁で出続けているのがすごいです.カラーページが当時に較べて圧倒的に増えましたね.今号の特集は「C11 207・D51 200」ということで,SL にはあまり興味のない私にはちょっと残念.でも,私が中学生のころは,鉄道ファンか鉄道ピクトリアル,鉄道ジャーナルの三択だったと思います.どうして鉄道ファンをしばらく買っていたのか,記憶の彼方ですが,当時買っていただけあって,写真の比率,話題の広さといった面でも安心して読めます.
ほかの雑誌もそうですが,フォトコンテストに載っている入選作,どれも素晴らし過ぎて溜息しか出ません...
今回紹介している雑誌の中では,鉄道ダイヤ情報とともに電子書籍版がありますが,さて,電子書籍にした場合 (PDF ならともかく),37 年後にも同じように読める気がしないんですよね...
★★★★★
鉄道ピクトリアル (2018年1月号)
読み応えがあります.今月号の特集は「103系電車」ということで,かつて中央線でも花形だった形式ですし,高校まで総武本線沿線に住んでいた私にとっては黄色の 103系も思い入れの深い車両であることもありますし.
ただ,全体的にはちょっと読みづらいかな.あくまでも趣味として娯楽で読むのなら,"鉄道ファン" かなと思います.
★★★★☆
鉄道ジャーナル (2017年12月号)
こちらも読み応えがあります.「鉄道の将来を考える専門情報誌」を謳うだけあって,「ジャーナル」と銘打つだけあって,硬派ですねぇ... 残念ながら私にはちょっと読み疲れする内容かも (^_^; もっと,鉄道そのものが好きな人向けですね.
2018年 1月号は特集が「関西の電車」ということで興味がなかったので,これは敢えて前月号を買いました.
★★★☆☆
Rail Magazine (2017年8月号)
こちらは以前買ったゆえ,今回は買っていません.全体的に読みやすいし,記事のバランスもよいのではないかと思います.撮り鉄的にも情報が満載でよいです.毎月買うなら "鉄道ファン" かこちらのどちらかでしょうね.
★★★★★
鉄道ダイヤ情報 (2018年1月号)
何だかんだ言って毎号買っているこれ.最新号も既に紹介済みですが,比較のためにここでも書いておきます.悪くないのですが,E655系の運行情報が載っていなかったり,肝心のダイヤ情報が少ないのが不満ですね.紙媒体ゆえの情報反映の遅さなど,難しい面もあるのでしょうが,もうちょっと頑張って欲しいところです.一般的な鉄道情報は他誌に譲って,ダイヤ情報に特化して欲しいと思います.フォトコンテストの入選作品はこちらも素晴らしい写真ばかりなのですが,要らないと思います...
"撮り鉄" 時の持ち運びを考えたらこいつ,電子書籍版で買った方がよいのだろうか?
★★★☆☆
j train (2018 Winter)
今回は,月刊誌だけに限ろうと思って買ったのですが,間違えて季刊誌のこれも買ってしまいました.が,結果的には私にとってはちょうどいい記事のバランス,硬軟のような気がします.もし,1冊だけ毎号買うとしたら鉄道ファンかジェイ・トレインのように思います.ただでさえ,鉄道ダイヤ情報を毎月買ってしまっているので,あまり多くの雑誌を買っても読む時間もありません.鉄道ダイヤ情報は撮り鉄的に外せないし,最低限の鉄道情報は載っていてフォロー出来ますから,もう 1冊買うとしたら季刊くらいがちょうどいいのかも.
関西の電車と言えば一番思い出に残っているのは 117系新快速なので,今回,その特集記事が載っていたのもポイントでした.
★★★★★
鉄道模型趣味 (2018年1月号)
鉄道雑誌を買っていた中学・高校のころは撮り鉄・乗り鉄・収集鉄 (切符派) だったため,鉄道模型にはまったく興味ありませんでした.このため,鉄道模型雑誌を買うのは今回が初めて.
内容としては期待外れですね... 何しろ薄い.今回買った雑誌の中で一番ページ数が少なく,広告を除くと 90ページもないのではないでしょうか.それに,カラーページも少な過ぎです.内容も,単なる製品紹介とか模型イベントの紹介とかばかりで,これでは買う意味ないですね... それと,各記事がいったい何の記事なのか,素人?の私にはすぐに読み取れないことが多かったです.既製品の紹介なのか,誰かが作った模型の自慢なのか,イベントのレポートなのか.イベントレポートだとしたら,それが何のイベントなのか,さっぱり判らない.これは,たかが?イベントレポートを連載でやっているからですね.たぶん,1回目にはきちんと説明があったのだと思いますが,年に 1回とかのイベント紹介を 10回に分けてやられても... と思います.
それはともあれ,冒頭に載っているレイアウト,すさまじい完成度で,これまた溜息が出ます.
★☆☆☆☆
RM MODELS (2017年12月号)
Rail Magazine の姉妹誌なのですね.「実景模写 〜憧れの景色をレイアウトに〜」という特集はまさに,現実世界の立川駅をレイアウトで再現しようと思っている私にとってはどんぴしゃの内容だと思われましたので,こちらも敢えて先月号を買いました.いやぁ,参考になります... が,既にレールの敷設,ストラクチャーの設置等がかなり進んでしまった私にはもう後戻り出来ない世界なのが残念ですね...
鉄道模型の製品情報が多めですが,車両の情報は公式サイトの Web を見ればかなり判るので要らないんだよな... 紙媒体ゆえ情報も遅い訳ですし.一方,グレードアップパーツ類の情報はなかなか網羅的に収集出来ないので,助かりますね.
★★★★☆
とれいん (2018年1月号)
特集は「空と海とを結ぶ赤い韋駄天 京浜急行電鉄」ということですが,何せ特集が全体の半分を占めていて,京急にあまり思い入れのない私には辛い内容でした... (^_^; 残りも Web を見れば判るありきたりの製品情報満載,という感じでイマイチです.
この調子で,立川駅特集とか南武線特集,青梅線特集なんてときがあったら星 10 個くらいになるかも (笑).
★★☆☆☆
今月買っていないのも含めて (加えて間違って買った季刊誌 "j train" も) 紹介しましたが,月刊鉄道・鉄道模型雑誌はこの 8誌でしょうか?
今回の支出額 ¥9,066 (N ゲージとは直接関連しないので,支出総額としてカウントしない)
今回の買い物
- 鉄道ファン 2018年1月号 ¥1,230
- 鉄道ピクトリアル 2018年1月号 ¥1,180
- 鉄道ジャーナル 2017年12月号 ¥1,000
- j train 2018年1月号 ¥1,620
- 鉄道模型趣味 2018年1月号 ¥977
- とれいん 2018年1月号 ¥1,979
- RM MODELS 2017年12月号 ¥1,080