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レイアウトプラン紹介 (準備中)
2016年07月09日 (6)

立川駅縮小レイアウト竣工!

いつもなら翌日には届くのに,Amazon.co.jp に発注していた第 2期分の工事資材,レール 10種類等が一向に発送されません.昨日金曜日の夜,慌ててよくよく確認してみると,"7月21日から8月17日の間に到着予定" になってますがな(;´Д`) 注文した商品をひとつひとつ確認してみると,

5532 ポイントコントロールボックス N-W (定価 ¥1,200)

が在庫切れのようで,これだけが納期が遅くなっていて,これが足を引っ張ってほかの商品も発送されていないことが判明.

Amazon.co.jp は 2016年 4月から,¥2,000 未満の注文は送料が有料になりました.このため,「まとめて発送」を選んでいたのですが,それがたたりました.前回注文したときは,「まとめて発送」にしたにもかかわらず,なぜか翌日未明に,3個口に分けて発送するという荒技を見せてくれたり,それまでも,「当初予定より早くお届け出来ることになりました」というメールが来て,せいぜい数日以内には到着していたので油断していました.
そこで,この注文はキャンセルして,5532 ポイントコントロールボックス N-W だけ別注文にして,昨日 7/8 (金) の深夜,2回に分けて注文し直し.それでも,5532 は 3つ注文していますから ¥2,000 を超えるため,2回の注文とも送料無料になるので問題ありません.その結果,本日 7/9 (土) の夕方には無事,5532 以外が到着しました.(在庫があれば) 相変わらず早ぇっ! 今日の夕方までは用事があって不在にしていたので,荷物の受け取りや嫁さん実家に行ってレイアウトで遊べないので,却ってぴったりのタイミングでのクロネコヤマト到着でした :-)


受け取ったその荷物一式を持って嫁さん実家へいそいそと移動し,早速組み立て.一部,釘でせっかく固定したレールも,全体のバランスを考えて少し移動するためにいったん外して固定し直すなどして時間がかかったが,予定した図面どおり,立川駅縮小レイアウトのレール敷設が完了しました!

[立川駅縮小レイアウト全景航空写真]

縮小してしまったため,南武線用の留置線に南武線の E233系 8000番台 6両編成が停められないなど,いくつかの致命的なおかしさもありますが,それを実現するには 6畳間では無理なので仕方ないところ...
でも,竣工の結果,非常に短い区間での単振動運用ではありますが,南武線も運転出来るようになり,感慨深いものがあります.一度レールを組み上げ,そのレールを見つつ,じっくりと検討してからと考えていたので,南武線用のパワーユニットは買いませんでした.今のレイアウトでも制約はあるものの南武線の単線部分まで電流を流すことが出来るので,しばらくはそれで様子を見て,完全に問題ないことを確認してからパワーユニットを買い足したいと思います.
パワーユニットは,今使っている 5506 TCS パワーユニット N-1001-CL (実売 ¥7,000 程度)・5507 N-600 (同 ¥4,000) のどちらにしようかな... 常点灯機能が N-1001-CL にはありますが,

  • 常点灯機能と大仰な名前にしているが,単に,モーターが動作し始める電圧より,ヘッドライト等に使われている LED が点灯する電圧の方が低いことを利用して実現していて,微弱に電圧をかけているだけで,根本的な追加機能がある訳ではない.よって,ストッパーが N-1001-CL に備わっているだけで,N-600 でも常点灯は出来る (間違ってる?).

    追記

    間違っていました.N-1001-CL (話がややこしくなりますが,実は N-600 でも同じです) では,電圧の高低を利用しているのではなく,どれだけの周期で ON/OFF させるか (電圧がかかるかかからないか) を利用して常点灯を実現しています.あまりにもその周期が短いと,LED (ムギ球もですね) は点灯するものの,モーターは動き出しません.正確には,LED も高速に点灯・消灯を繰り返していますが,残像で人間の目には点灯しっぱなしに見えます.ボリュームを回すと周期が長くなり,LED もずっと点灯したままとなりますし,モーターも動き始めます.
    こちらの記事でこの件については改めて触れています.

    しかも,N-1001-CL のウリである常点灯機能用のダイヤルも,一度設定してもすぐに回ってしまって使い勝手があまりよくない.
    そもそも,常点灯機能は,TOMIX の常点灯対応車両との組み合わせできちんと動作するものであって,車両は KATO で統一してしまっている私にはいまいちな機能だったり...

  • 常点灯機能はその仕組み上,(完全切り替え式のポイントを使っている場合,) レイアウト上にある車両すべてが点灯するのではなく,"今まさに動く" 車両のみが点灯する.従って,ひとつのパワーパックで点灯させられる車両は 1編成だけなのであまり意味がないような... (間違ってる?)
    理論的には,常点灯用に,すべてのレールに電源を供給すればいいってことかな? ポイントがあるたびに接続しないといけないので,配線は大変ですが...

  • N-1001-CL は 1.2A という大容量出力で安心感があるが,3台のパワーユニットに分散して運転するのであれば考慮は不要だし,N-600 も 1.0A であり 20% しか違わないので,出力容量は無視出来る

  • ポイント切り替え用には,本質的には要らないのかも知れないけれど,5529 TCS ハイパワーポイント電源 N を買っちゃおうかなと気になっている.これを買えば,ポイント用の電源は考慮しなくてよくなる

  • 価格差は &eyn3,000 (N-1001-CL は N-600 の 1.75 倍)

ことを考えると,N-600 でいい気がします.ハイエンドモデルの 5517 TCS パワーユニット N-DU101-CL も気になりますが,実売価格で ¥10,000 くらいになりますし,1.2A のままだし,3 台が 3 台とも違う機種ってのもなぁ,と.


さて,余ったスタイロフォームで,レイアウトボードとレイアウトボードとのすき間を埋めたり,一部の配線延長をやりなおしたり,細々とした作業に結構時間がかかり,電車を走らせて楽しむ時間がなかなか取れません.このほか,ポイントに付属しているダミーポイントモーターを 1個ずつ作って設置するのも結構な手間です.ま,そういう時間も楽しいんですが,本格的に,地面を作ったりストラクチャを置いたりというレイアウト作成に取りかかれるようになるまではまだ長そうです...

今作っているレイアウトは,第 1期,予定していなかった第 1.5期,そして今回の第 2期の 3回に分けてレール類を注文して組み立てた訳ですが,実際に組んでみて判ったこと (注意点・留意点) があります.

  • 鉄道模型レイアウター F 2013 で接続表示にならなくとも実際にはつながることがある
    端数レールやバリアブルレールといった '便利レール' が用意さているとはいえ,よほど単純な and/or 緻密な設計ではない限り,レイアウト全体にわたって,レイアウターの図面上でレールが完全に接続する (嵌合する) ことはないように思えます.鉄道模型レイアウター F 2013 では接続 NG になっていても,実際に組んで見ると問題なく接続出来ることも多々あります (鉄道模型レイアウター F でも,2〜4°くらいまでなら,傾きを加えても接続 OK になるようです.実際にはそれ以上でも '馴染んで' 接続出来ます.'なじませ繋ぎ' というらしいですね).
    ただし,あまり角度を付けてしまうと (馴染ませてしまうと),その先にポイントがあった場合など,脱線する可能性が高くなります.このため,馴染ませるのは基本的には避けたいところ.

  • 鉄道模型レイアウター F 2013 でレイアウト出来ても実際には走れないレイアウトもある
    上とは逆に,きちんと接続 OK になっていても,実際に車両を走らせてみると,急カーブ・急坂ゆえ脱線したり,隣のレールの車両や橋脚等と接触したりして,手直しが必要な場合があります.

  • レールは一度に発注しなくて正解だった
    これらの理由で,レールの組み立ては,現物合わせをしながら実際のレール配置を調整する必要があります.よって,組み立てながら不足分を少しずつ買っていった方が無駄がないように思います.特に,高価な電動ポイントは,複数買うなら,まずは 1つだけ買って,それぞれの場所で入念にチェックするくらいでもいいかも知れません.って,隣接する部分で使用するときなど,一挙に買わないといけない場合もあるとは思いますが...

  • ポイントの電動化,ポイントコントロールボックスの種類・数ははじめに決めづらい
    同様の理由で,ポイントのどれを電動にするかとか,ポイントコントロールボックスは N-S にするか N-W にするかとかは,最初に決めて,そこから一切ぶれずに組み立てる,ということにはなりませんでした.もちろん,予算に余裕があれば全ポイントを電動化すればよいでしょうが,脱線ポイントまで電動化する必要はないと思いますし,使用頻度が極めて低かったり,手が届く目の前のポイントを無理に電動化する必要はないかと思います.
    コントロールボックスの N-S・N-W どちらにするかも,実際に車両を動かしてみて,自分の遊び方がある程度固まってから決めても遅くない (買ったものが無駄にならない) かと思います.

  • ポイントの電動パーツは互換性があり相互に流用可能
    TOMIX のポイントには電動だけが用意されているもの (N-PX280,N-PY280-15 など) と電動・手動両方用意されているもの (N-PL541-15,N-PR541-15) とがある.例えば N-PY280 はレイアウト上には必要だが,ダミーとして置いてあるだけで電動で切り替える必要はないという場合,電動機能が無駄になってしまう.一方,電動で切り替えたい N-PL541-15 があるのであれば,N-PL541-15 は手動のを買って,N-PY280 の電動パーツを N-PL541-15 に入れ替えればよい.
    この電動パーツは単独でも発売されている (0107 ポイント N 用駆動ユニット) が,電動化に必要な部品のすべてが取り外し可能にして発売されているのではなく,電動化に必要な部品のうち,電気回路部分は手動の N-PL541-15・N-PR541-15 にも既に組み込まれている.この回路部分も含めて取り外し可能になっていれば,手動ポイントはもっと安くなるはずなのだが... 簡単に脱着・交換可能にするという機能面とのトレードオフでそういう設計なのだろう.
    よって,電動しかないポイントだが手動で十分,という場合は,その数だけ N-PL541・N-PR541 は手動ポイントを買っておけば,駆動ユニットを移植して電動に出来るので安く済む.電動では使わないのでポイント切り替え用のケーブルが邪魔だからといって,決して,ケーブルを切断してはいけない :-) 駆動ユニットを外せばいいだけだ.

  • カーブレール・端数レールは余裕を持って購入しておくと便利
    上記とは反対で,カーブレールは少し余裕を持って種類・数を揃えておくと融通が利いて便利でした.上記のように,鉄道模型レイアウターでつながっていないものが実際にはつながったり,逆に,図面上はつながっていても微調整せざるを得ない場合がありますので,そうしたときに備えて,特にカーブレールは予定していなかった種類のものや,数を少し多めに揃えておくとよいかと思います.端数レール S18.5・S33 も同様です.

  • テスターは必須
    通電確認のためにテスターは必須アイテムです.レールを組んでもなぜか動かない・途中で止まることはしょっちゅうです.たいていはポイントが原因なのですが,そんなときはポイントごとにテスターを当てて,通電を確認していくのが解決への早道です.よってテスターは必須.ふつうのテスターでももちろんいいですが,通電が確認出来ればよいだけなので,検電テスターでも十分だと思います.

以上,これからレイアウトを始めようという人の参考に少しでもなれば.

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