先週,193系電気検測車・マルチレールクリーニングカーとともに,KATO のプラスタークロスを買いました.そのプラスタークロスを使って,昨日の日曜日はいよいよ,地面作りに挑戦しました.これまでは,スタイロフォームを使って地盤を作り,その上にサブテレインを使って坂道を作っていました (現状の上空写真はこんな感じ).
今回,サブテレインむき出しのその坂道部分をプラスタークロスで覆って,なだらかな斜面にしようという訳です.
プラスタークロス,ほかのサイトでも書かれているように,なるほど,面白い作業ですね.大きく切らずに,小さめに切って重ね貼りしていくのがコツのようです.
私の作っている立川駅縮小レイアウトでは,立川駅を中心に時計回りに,
- 青梅短絡線部分の青梅線の上り勾配
- 青梅短絡線部分の中央線の下り勾配
- 青梅短絡線部分の青梅線の上り勾配 2 (いったん中央線との立体交差を過ぎてから,レイアウト向こう側の地盤が高い地域への短い上り)
- 青梅線の立川駅〜西立川駅への上り勾配 (レイアウト向こう側の地盤が高い地域への上り)
- 中央線 (外回り)・青梅線 (内回り) の立川駅への下り勾配 (レイアウト向こう側の地盤が高い地域からの下り)
の 5か所の勾配があります.このうち今回は,レイアウト左側にある上 4つをプラスタークロスで作成しました.最後の,レイアウト右側にある勾配は,現実世界同様,高架にしようかとも思っているので,今回は施工を見送りました.
中央線のレールをまだ固定していないので先端が浮いちゃっていますが,上記の上ふたつ部分の青梅短絡線と中央線との立体交差は現状,上の画像のようになりました.だいぶ雰囲気が出て来ました.
作り方がヘタなだけかも知れませんけれど,地面を作ると,どうしても真っ平ら (均一な勾配) にはならなくなります.よって,レールが傾いて脱線の原因になります.今回も,これまで脱線していなかった場所で脱線するようになりました.このため,入念に試験走行させて確認しつつ進めないといけません.こういうときのために,193系電気検測車をせっかく導入したのですが,実は,こいつらが問題なく走行出来ても,ほかの車両だと脱線する場合があることが判明... こいつらだけで試験走行させてはいけないことが判りました.
どうやら,193系は車重が重く,アーノルドカプラーであることが原因のようです.アーノルドカプラー車両は問題なく走行出来ても,KATO の密連カプラーだとダメとか,アーノルドカプラーの ED16 が牽く貨物だと軽過ぎてダメとかということあるようです.結局,全部の車両を走らせるのが無難という結論に... こういうレイアウト変更をしたときに試験走行させるために 193系を導入したんだけどな
プラスタークロスは 2つ買いましたが,今回施工した 4か所で 1つ目を 8割方使ったところです.青梅短絡線部分はもう少し調整が必要だと思いますが,5か所の勾配をすべて施工したとしても,2つ目を使い切ることはないでしょう.材料費はこれで ¥2,000 程度.そんなに高くない気がします.