先日,青梅短絡線の下をくぐる中央線沿いに斜面を作りました.ここの現実世界では,坂道沿いにフェンスが張られています.上の画像は Google マップのストリートビューから引用 (おあつらえ向きに E233 系 0番台 T編成が走ってますね!).このフェンスを再現しましょう.ということでいい素材がないかなと探していたら,な〜んだ,きちんとあるじゃないですか.
CASCO YP-309 傾斜ネットフェンス (グレー) (定価 ¥399)
5年半前のちょっと古い製品のようですが,幸いにもヨドバシに在庫があったので即,ぽちっとな.今まで,Amazon ばかり使っていましたが,鉄道模型用品購入ではヨドバシ.com 比率が結構上がって来ています... ヨドバシは鉄道模型関連の品揃えは結構いいし,何せヨドバシ.com は全品送料無料なので,一定金額以上でないと送料無料でない状態に戻った Amazon よりやはり使ってしまいますね.
この CASCO のフェンス,10°・15°・25°に傾斜が付いたものが 2組ずつ,35°の傾斜が 1組がセットでひとつのシートになっており,それがさらに左傾斜と右傾斜とで 2シート入っているようです.とりあえず 3個購入.早速届きました.
がががっ!! ……この製品,透明塩ビ板にフェンスをシルク印刷しただけ (……失礼) のもので,実際に穴が開いている訳でないのです
まぁ,考えてみればこのお値段で,本当に網目になってるわけないか...
気を取り直してレイアウトの現物と合わせてみます.10° のものでほぼぴったりです.10°というと,パーセントに直すと 17.6%.現実にも存在する傾斜ですが,まー結構な急坂路ですね.20% くらいまではクルマは余裕で通れます (むしろ,冬期じゃなければ楽しい (笑)) ので,非現実的って訳じゃないのでいいでしょう.
なぜか,右傾斜と左傾斜が 1枚ずつ入っています.裏返せば左右どっちでも同じでしょ? と意味不明なのですが,製品を紹介しているブログを見てやっと意味が判りました.同じことを疑問に思った人が質問していて,
印刷面を手前に設置すると実感的になります。その為右傾斜と左傾斜を設定しました。
という回答でした.印刷面は「手前」(ってのも微妙ですが...) に統一出来るよう,両方あるんですね.
フェンスに加えて,現実世界同様,一部にだけガードレールを置きました.ガードレールは KATO のものを使用しました.地面を塗るための水彩絵の具の茶色でちゃちゃっとウェザリングして設置.そんな手抜きでは,間近で見ればもちろんちょっと変ですが,遠目には十分です.
ここまでの支出額 ¥309,936
今回の買い物
- CASCO YP-309 傾斜ネットフェンス (グレー) ¥319×3
- KATO 23-213 ガードレール ¥776