お盆休み中にやった作業のうち,個別に取り上げていなかったものを改めて紹介.その 2.
道路 (アスファルト) を少しだけ作りました.道路を表現するにはいくつかやり方があるようですが,ポピュラーなのは「グレインペイント」を使う方法のようです.たまたま,タミヤの
TAMIYA メイクアップ材シリーズ No.115 情景テスクチャーペイント (路面 ダークグレイ) (定価 ¥864)
が簡単に入手出来たので,それをまずは使ってみました.以前書いたとおり,結論としては,使い方が難しいです.
公式サイトでは,発泡スチロールでベース材を作ると解説されていたので,スタイロフォームでまずはやってみましたが,質感がいまいちでした.
仕方ないので,厚紙に塗ってみましたが,これも時間が経つと厚紙が水分を吸ってへろへろになって波打ってしまい,失敗.
最終的に,塩ビ板を切り出して,そこに塗ることでどうにか道路っぽい質感を出すことが出来ました.
その後,石膏でもベースを作って塗ってみましたが,石膏でも大丈夫な感じです.
これは 2瓶買ってしまい,まだまだ 1.5瓶分くらいはあるのですが,このように難しい材料であることが判ったので,定番の
ターナー色彩 グレインペイント 3. 深灰 (細粒子) (定価 ¥480)
タミヤのはへら塗りですが,こちらは筆塗りします.こちらは初めから塩ビ板で試しました.いくら塗っても塗れない部分が出たり (何せ塩ビ板はつるつるですので,塗料の食いつきがよくありません.あ... こういうときのためにサフを吹けばよかったのか?),でこぼこになってしまい,こちらも前途多難な予感.本当は薄く塗りたいのですが,ある程度厚塗りしないとダメなようですね.仕方ないので,ある程度でこぼこのまま放置,乾燥させました.そうしたらあーら不思議,乾いたら均一な路面になっています.今回は緩斜面で使ってみましたが,坂の下のほうにペイントが溜まっている訳でもないので,傾斜があったおかげで路面が平らになったということでもないようです.どういう理窟なのか理解出来ませんが,まぁいい
の画像は,情景テクスチャーペイントとグレインペイントで塗った道路を撮影したものです.
左上から中央部に斜めに写っている道路が情景テクスチャーペイントで作成した部分.右の踏切から中央部に走っている道路がグレインペイントです.情景テクスチャーペイントのほうは,施工後に撒いたターフがゴミのように点々と残って汚くなっていますが,それは差し引いて考えると,こう見るとどちらもあまり変わりませんね.となると,施工性に優れるグレインペイントの方がよいという結論になります.
まぁ,現実世界でも,すべての路面が同じ色味で舗装されている訳では決してないので,タミヤの方のに残りがある限り,使い分けるのも悪くはないかも知れません.
参考までに,グレインペイントを 1回,スタイロフォームに筆塗り (左) したものとへら塗り (右) した状態の画像を載せておきます.もう少し厚く塗れば,スタイロフォームへの筆塗りで十分な質感を得られるかな?
ここまでの支出額 ¥320,678
今回の買い物
- ターナー色彩 グレインペイント 3. 深灰 (細粒子) ¥381×4