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2017年01月30日 (1)

「〜番台」なのか「〜番代」なのか?

[★ グリーンマックス 4523 JR東日本 クモヤ145形100番代 ]
4525 JR東日本クモヤ145形100番 クモヤ145-117 1両単品 (動力付き) (定価 ¥8,640)

とグリーンマックスの Web サイトで記されているグリーンマックスのクモヤ 145-117 の製品名は,

4525 JR東日本クモヤ145形100番 クモヤ145-117 1両単品 (動力付き) (定価 ¥8,640)

間違いではないか,ということを書きました (の画像GREENMAX の公式 Web サイト内のこのクモヤ 145-117 の製品ページのキャプチャ.「クモヤ145形100番代」と明記されています).

[★ JR東日本 Web サイト '在来線[209系]' ]これについて色々と調べてみたら,非常に奇妙なことが判りました.結論から言うと,「100番代」と書いている理由は JR が国鉄時代から「番代」と誤用し続けているためのようです.右の画像は JR 東日本の列車案内というページをキャプチャしたものですが,「東京メトロ地下鉄千代田線乗り入れ用の1000番代では」などと,なぜか「番代」を使っています.
国鉄時代からここは妙な言葉遣いをする組織なので (と私は思います),誤用なのか敢えて使っているのか判りませんが,これに倣って鉄道趣味界では「番代」を使う流儀が広まっているようです.まぁ確かに,'公式資料' がそうなっている以上,それと違う表記を自分で使ってしまえば,それはそれで '間違い' ということになりますからね.この場合で言えば,JR の公式資料や実車に「クモヤ145形 100番代」などと書いてあれば,製品化したグリーンマックスとしてもそのとおり表記せざるを得ないでしょうということです.

一方,日本語として正しいのは「番台」です.なぜならば,「代」は接尾辞で,

年数に付けて、時期や年齢のおおよその範囲を示すのに用いる。「昭和40年代」「10代の若者」
── デジタル大辞泉

というように使われます.広辞苑だと "年齢の大体の範囲を示す" と記されていますが,「昭和40年代」は明らかに年齢じゃありませんね (笑).こういうように,権威とされる辞典すら間違っているのですから,国鉄・JR が間違っても仕方ないかなという感じではあります.ちなみに,"「おおよその」「大体の」範囲を示す" というのも正確じゃないと思います.例えば,「昭和59年代」「13代の若者」なんてふつうは使いませんから."下 1 桁以上がゼロである年あるいは年齢を示す数字に付けて,ゼロにした年あるいは年数の範囲を示すのに用いる.「昭和40年代」(昭和40〜49年)・「10代の若者」(10〜19歳の若者)・「2000年代」(文脈により2000〜2009年,あるいは〜2099年,〜2999年)" とでもするしかないのではないでしょうか?
一方,「台」も接尾辞ですが,

年齢や値段などのおおよその範囲を表すのに用いる。「20歳台で父を失う」「1ドルが100円台になる」
── デジタル大辞泉

[★ グリーンマックス 4344 JR クモヤ145形100番台 ]で,年数以外は「台」だということですね.……でも,「10代」と「10歳台」の使い分けはちょっと難しいのは確かですね.このあたりをきちんと判っていない国鉄の担当者が,「100番代」などと間違った使い方をして定着してしまったのではないかと思われます.

先ほど,例えばグリーンマックスは,公式資料が「100番代」と書かれていれば,間違った日本語だとしてもそのまま使わざるを得ないと書きましたが,このように別の製品では「クモヤ145形100番台」としており,イマイチ統一が取れていませんが... (まさか,JR 東海は「番台」と正しく使っているということでしょうか?! ……と思いましたが違いました)

銀河モデルの公式 Web サイトもこの意味でひどい状態です.この会社が出している商品には品番がシステマティックに付与されており,Web サイトでも番号別に紹介しているのですが...
[★ 銀河モデル Web サイトで使われている「番代」] こんな感じ (一番下の画像) でずらっと「番代」が並んでいて,くらくらして来ますね(;´Д`)
これまで書いて来たように,実車 (公式資料) を元にした商品名であればともかく,これは 'ナシ' ですなぁ...

という訳で,E233 系 8000 番台といったときの正しい日本語は E233 系 8000 番代ではなく E233 系 8000 番台ですのでお間違いなく!!

タグ:鉄道
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