毎夏?の土日に数日間だけ運転されている「快速お座敷みたけ清流号」に乗って来ました.乗る理由はまったくないのですが,せっかくなので乗ってみようかと (笑).乗ったのは拝島〜登戸.立川駅で 4 分ほどの停車時間もあったので,立川駅での撮影も出来ました.
「お座敷みたけ清流号」は全車グリーン車扱いで全席指定席です.拝島から登戸までの普通列車グリーン券のお値段は ¥770.以前は不可能だったようですが,えきねっとで予約出来ます.しかし,お座敷列車ということで座席構成が通常の列車とまったく違うためか,残念ながらシートマップを使っての座席指定が出来ず,号車番号の指定も出来ませんでした.立川駅ホーム停車中の写真を撮りたいので,1 号車がよいのですが... まぁいいかと言うことでとりあえず予約.駅で受け取った切符は見事に 1 号車でした!!
(というかそもそも,拝島駅に入線する直前まで,どちら側が 1 号車なのか判らなかったのですけれどね... 1 号車の切符が出て来たものの,先頭 (立川・川崎方) が 1 号車なのか 6 号車なのかどきどきでした.以前立川駅で撮影したとき,さすがにそこまではチェックしていませんでした)
結局,立川方が 1 号車だったため,ラッキーでした.拝島駅では入線のちょっと前にきちんとアナウンスがあり,無事,先頭で待ち構えることが出来ました.高崎線での運用のときは上野方が 1 号車のようなので,どこかで方向転換したということでしょうか? さて,割り当たった席は 1 号車 7 番 D 席.1 つの車両には 6 人がけの 4 つのテーブル (掘りごたつ式です) があり,定員は 24 名という贅沢な作り.そりゃ,グリーン車扱いしたくなりますね.ひとつのテーブルはこんな感じで座席が割り振られていました.
A | D | A |
7 | 8 | |
B | C | B |
奇数番は 4 席 (A〜D),偶数番は 2 席 (A・B) です.3 号車・5 号車は真ん中 2 つのテーブルが 8 人がけテーブルとなり,定員 28 名と 4 名増えます.乗った 1 号車 7 番 A・B・C には 3 人連れの若者グループが先客としており,私は D 席って... ちょっとそりゃないでしょう(^_^; 幸いにも,8 番 A・B は未指定のようでしたので,8 番 A 席に勝手に陣取れましたのでまぁ問題なし.検札は一切ありませんでした.
拝島・立川からもそれぞれ,数人以上は乗車.1 号車には拝島から私以外にもう 1 人,立川からもさらに 1 人乗って来ました.それら途中駅から乗車した人含め,1 号車車内には同業者らしい方々もいた感じです.
拝島駅を出たときはまだ微かに明るさが残っていましたが,ハイライトである青梅短絡線の '逆走' 時にはすっかり真っ暗になっていました.この逆走は快速鎌倉あじさい号で既に昼間の時間,味わいましたので,外が見えなくともよしとします.立川駅では 4 分ほど停車.鎌倉あじさい号同様,4 番線への入線でした.
拝島でも運転士が交替したのに,またここでも交替です.拝島〜立川 1 駅しか運転しないって,いくら何でも短過ぎませんかね... (事務所からホームまで歩いて来て,ホームで 5 分ほど待ってる時間の方が長いんじゃないかと)
鎌倉あじさい号のときもそうでしたが,どうしてこういう風に細かく刻むのでしょうか.
485 系「華」には 1・6 号車の車端部に展望室が設けられていて,前面展望が楽しめますが,やはり暗い時間になってしまったのであまり楽しい感じじゃなかったのと,反対側の車端のテーブルでしたが,運転席とは反対側の進行方向右側の席でしたから,そこからでも前面風景が結構見えたので,ほとんどの時間を自席で過ごしました.
もしも,乗っている人が賑やかな大勢のグループばかりで,しかもみんな酒が入っていて,1 人で乗った私が浮いたらどうしよう... と思ったので,一応?,酒と夕食の寿司を持ち込みましたが,拝島〜登戸の 45 分の間で飲み食いするのは結構忙しい状況(^_^; しかも立川駅では停車中に写真を撮ったり,途中で展望室に行ってみたりしたりしながらですからね.実際には,同じテーブルの 3 人組以外はほとんどが 1 人だったようです.もしかしてこれ,1 人だとこの車両が割り当てられるようになっているのでしょうか? 登戸駅で降りながらほかの車両を覗いてみましたが,それぞれ,5〜6 割の乗車率で,3〜4 人のグループが 1 車両に 2〜3 組ずつ,という感じでした (決して,大勢のグループで盛り上がっているという感じではなかったですね).
乗降口は各車両 1 か所ずつで,客室に入るところに下駄箱が設けられており,そこで靴を脱ぎます.スリッパも用意されているので,いったん靴を脱いだら,再び靴を履かずに車両間を移動出来ます.……が,車両を移るたびにスリッパを脱いだり履いたりしなければならず,例えば 6 号車から 1 号車へ移動しようと思ったら非常に面倒なことになりますね.まして,車両を横切るときは,くつろいでいる人の後ろを歩くことになりますので (1 号車に向かって右側が「歩く」ためのスペースとなっていて少し広くなっています (6 号車のみ逆)).
今回も,ほかの車両に乗っている親子連れが,1 号車先頭の展望スペースにかぶりつくために何度か移動していて,若干落ち着かない感じでした.ま,今回はくつろぐための乗車じゃないのでどうでもいいのですが (笑).
この「お座敷みたけ清流号」,いつから運転されているのでしょうかね? 調べた範囲では 2009/8/29・30 運行とあるページが最も古い運行記録でした.