レイアウト作成の参考書としてこんな本を買いました.
私がレイアウトを作成する前に,立川駅の配線を調べ始めたとき,参考にするために買った『配線略図で広がる鉄の世界』という書籍と同じ著者の本です.この本の存在はその本を買ったときに知ったのだと思いますが,配線の方は 2版も出ていて,旧版はお安く買えた一方,こちらは ¥4,000 を超えるアホみたいなマーケットプレイス商品しかなく,入手を諦めていました.私が住む公立図書館にも備えられておらず,勤務先がある自治体の図書館にあることをやっと確認.市内在勤者であれば使えるのですが,行くのは面倒だなぁ,と,お目にかかれないでずっといました.
ところが先日,Amazon.co.jp の欲しいものリストに入れているこれを何気なく見てみたら,いつの間にか,定価±αでたくさんマーケットプレイス商品が出ているではないですか!! いつ登録されたんだろう... というか,ほんの 1,2か月前までは 1冊か 2冊しかプレミア価格で出ていなかったのに,何で一挙に 5冊も 6冊も出品されているのか,不可解です...
そんなことはともかく,定価より少し安いお値段で買えるのですから,即断.すぐに届きました.いやぁ〜,入手まで長かった... (`・ω・´)
早速斜め読み & 飛ばし読み.私が知りたかったことがかなり書いてあります.私のレイアウトには,線路脇の標識類は信号をいくつか付けた以外はまだ設置していませんが,今後,標識類を設置していくときには必要になる知識が満載です.
ただ,惜しむらくは,もう少し堅い感じでもよかったかなと.すべて?の標識類を写真で紹介しているのはよいのですが,かえってそれが判りづらいページもあります.写真もカラーではないので,「点灯状態」「消灯状態」と言われてもピンとこない写真も... また,たくさんの標識が一度に写っている場合,どれのことを解説しているのかが判りづらいものもあります.そうなってしまうくらいなら,イラストで書いてくれた方がよかったなぁ,と.あるいは,写真を使うにしても,吹き出しを入れるなりして,解説している標識がどれなのかすぐに判るようにする工夫があってもよいかと思います.
免許更新のときにもらえる教則本?に乗っている交通標識の解説のような形式の方がよいように感じました.
とはいえ,勾配標や曲線標がどのように設置されているのかなど,知ることが出来たおかげでレイアウト作成に役立つ有意義な記載がたくさんあり,買ってよかったと思います.「車両接触限界標識」なんて,プラ棒で早速作ってみたくなりました.
今回の支出額 ¥2,072 (N ゲージとは直接関連しないので,支出総額としてカウントしない)
今回の買い物
- 標識と信号で広がる鉄の世界 - 線路と運転のルールがわかる本 - ¥2,072