日光に行こう びゅう
レイアウトプラン紹介 (準備中)
2018年02月10日 (6)

全焦点マクロ機能搭載 CASIO EX-ZR70 購入

結局,レイアウトルームで使うためだけにコンデジを買ってしまいました...

試しに読んでみようと,これまで買ったことのなかった鉄道模型雑誌 "N. (エヌ)" 最新号を先日買いました.とても満足,という内容ではなかったのですが (記事が盛りだくさんじゃないところがな...),その中でちょっと違う方向でぐっと来る記事がありました.それは今回の特集「模型を撮る!」ゆえの内容で,CASIO のコンパクトデジタルカメラには '全焦点マクロ' という機能が搭載されたものがあり,焦点 (フォーカス) を少しずつずらして複数画像を撮影し,それをカメラ内で合成処理することで,通常ではあり得ない深い被写界深度というか,パンフォーカス効果のある画像を出力出来るというもの.
鉄道模型を撮影したことがある人であれば実感しているとおり,鉄道模型はその小ささゆえ,一部にしかピントが合いません.12両編成などは論外で,4両編成程度でも先頭車両から最後尾車両まできっかりとピントが合うなんてことは不可能です.デジカメであればセンサーサイズが大きくなればなるほどこの傾向は強く,被写界深度の深さにおいては,フルサイズ一眼レフよりもむしろ,コンデジの方が有利だったりします.
私は,今はフルサイズのデジタル一眼レフをメインとして,1/1.7 サイズのイメージセンサーを使ったコンデジをサブカメラとして使っています.

購入年 種類 映像素子サイズ 有効画素数
2017年 デジタル一眼レフ フルサイズ 35.9×24.0mm 約3,640万
2006年 APS-C サイズ 23.5×15.7mm 約1,020万
2013年 コンパクトデジタルカメラ 1/1.7 型 7.5×5.6mm 約1,200万

外で本格的に実車を撮るときはデジイチですが,鉄道模型撮影で主に使うのはコンデジです.鉄道模型撮影でデジイチを使うのは,レイアウトを真上から見下ろした全体写真を撮るときに焦点距離が短い,14mm レンズを使いたいときだけですね.被写界深度が浅くなりがちなので,編成写真では使いません.コンデジで撮っても結局,ピントは先頭車両後尾にすら合いませんけどね...


作例-1) フルサイズデジタル一眼レフ
フルサイズデジタル一眼レフ+100mm マクロレンズ,F32
焦点距離 100mm (マクロレンズ),絞り F32,ISO100
作例-2) コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラ,F8.0
焦点距離 14.2mm (35mm 換算 66mm),絞り F8.0,ISO100
作例-3) コンパクトデジタルカメラ (全焦点マクロ)
CASIO EXILIM EX-ZR70 全焦点マクロ
焦点距離 4.5mm (35mm 換算 25mm),絞り F3.5,ISO80

という具合で,ほかの人同様,鉄道模型撮影では被写界深度の浅さに困っていたところに知ってしまった「全焦点マクロ」撮影機能.残念ながら (?),こりゃもー我慢出来ません (^_^; 調べてみると,この機能を備えたデジカメで一番安いものは実売 2万円を余裕で切っています.それなら買い! と言うわけで早速購入.
どうせなら買い増しではなく,CASIO EXILIM の中で一番いいやつを買ってしまって,これを機に 4年前に買って使っているコンデジから CASIO に乗り換えちゃおうかな... とも思いましたが,操作性が今までとまったく違う CASIO にすると変にストレスが溜まりそうです.それに,4年間大きな不満なく使っている現在のコンデジの購入価格は 3万円弱.それに対し,EXILIM の最高機種 EX-100F だと実売で 5万円を超えてしまい,現在のコンデジより高くなってしまいますし,EXILIM の安いやつの倍以上のお値段です.さすがに,ファンでもない CASIO 機にいきなりそんな金額は出せないな... ということで,従来どおりこれまでのコンデジを持ち歩き用として,EXILIM の一番安いやつを模型専用として買い増しして,まずは全焦点マクロのみを試すことにしました.万一,全焦点マクロが使えない機能でも,そのお値段なら嫁さん専用機としてもよいですしね.操作性や写りが本当によかったら,数年後に EX-100F の後継機を買ってもいいでしょう.
で,買ったのはいかにも '女子' ウケを狙った EXILIM EX-ZR70 です.店頭じゃ恥ずかしくてとても買えない機種かも知れませんね... 持ち歩きしない前提なので,どうせならと敢えて黄色という私としてはぶっ飛んだ色を選択.すぐに届きました.

比較のために,ふだんレイアウトルームでは使っていないデジイチも持ち込んで撮影してみました.画像はすべてリサイズ・トリミング等のレタッチありです.何せレンズの焦点距離も,カメラ本体の大きさも全然違うし,レイアウトと干渉しないように撮影しなければならない都合もあるため,比較画像ではありますがまったく同じアングルにはなっていません.
なお,すべて三脚を使用し,セルフタイマーを使ってレリーズぶれがないようにしています (一眼レフはミラーアップ機能も併用).三脚固定ゆえ,手ぶれ補正は OFF です.

一番上の 作例-1)フルサイズデジタル一眼レフカメラです.被写界深度を稼げるように F32 まで絞れる100mm マクロレンズを装着して撮影.F32 まで絞ろうが何しようが,1両目の途中までしかピントが合ってませんね... これじゃ全然ダメです.
(自然光を入れて光が強過ぎるのは,後で書くとおり,EXILIM EX-ZR70 がそうした環境でしか撮影出来ないためです.それゆえ,不必要に高コントラストな写真になってしまっています)

2枚目の作例-2) は,これまでこのブログに載せる写真を主に撮影して来たコンパクトデジタルカメラです.露出優先モード (Av) にて最小絞りである F8.0 で撮影.まぁ,かろうじて 1両目までが見られるかな,というくらいですね.光線条件は 1枚目同様です.

最後の作例-3) が,今回買ったコンパクトデジタルカメラ CASIO EXILIM EX-ZR70 の「全焦点マクロ」モードで撮影したものです.正確に言うなら,これもピントが来ているのはせいぜい 2両目の途中までで,それ以降はピントが合っていませんが,ぱっと見は問題ないですね.とういか,多少ピントが甘くとも,きちんと背景まで,何があるのかを見ることが出来ます.作例-1)・作例-2) とは大違いで,12両編成の「スーパーあずさ」をこんな風に最後尾まで見渡せるというのは感動モノです.

しかしながら,EXILIM の全焦点マクロ撮影の場合,不便な点がいくつかあります.まずはズーム出来なくなること (ズーム範囲を切り抜いて拡大するだけなので画質が劣化するデジタルズームのみ可能).次に,手ぶれ補正が「標準」固定になる (OFF に出来ない) こと.私は模型撮影では三脚を必ず使いますから,手ぶれ補正は OFF にしたいのに... こんな仕様はダメですねぇ.そして最大の,致命的な欠点と言えるのが,ISO 設定が「AUTO」固定になってどこまでも勝手に ISO 感度が上がること.
この作例-3) では,昼間の撮影なので雨戸を開けているのはもちろんですが,障子も外して外光を最大限取り入れました.この結果,ISO80 という最低感度まで下がりましたが,外光がない状態だと ISO800 まで上がりました.老眼ゆえ細かい作業をするときに光量が足らないと非常に見えづらいのと,撮影用の照明も兼ねて,私のレイアウトルームは,ライティングバーを 2か所に入れ,ここはコンビニかよ? みたいな明るさにしています (ここで紹介したライティングバーを反対側にもその後設置し,35W 相当の LED ライトを 8つ付けています).かつ,三脚を使いますからどんなにシャッター速度が遅くなっても構わないのに,シャッター速度を確保するためなのか,ISO 感度をどんどん上げてしまうようです.
ISO 感度が上がっても綺麗な画像を出力してくれればよいのですが,残念ながらそうではなさそうです.

作例-4) コンパクトデジタルカメラ (全焦点マクロ)
CASIO EXILIM EX-ZR70 全焦点マクロ
焦点距離 4.5mm (35mm 換算 25mm),絞り F3.5,ISO800

昨日買った EF81・ED76+14系15形「富士」も昨晩,EX-ZR70 で撮影していたのですが,それがこの 4枚目作例-4) の画像.Web でこうやってこのサイズ ((W)400×(H)267px) で見る分には違和感ないかも知れませんが,等倍で見てみると... レタッチソフトの「水彩画風」フィルタでも適用したかのようなあり得ない画像です.20年くらい前に VGA サイズしか出力出来なかったデジカメ並の画質です.
以下の画像は,EX-ZR70 の全焦点マクロモードで撮影した作例-4) の画像から,オリジナルサイズのままでリサイズなしでトリミングしたものです.

CASIO EXILIM EX-ZR70 全焦点マクロ

以下は,昨日の記事に使った画像で,これまで使っていたコンデジで撮影したものを同様にレタッチなしで同じ部分をトリミングしたもの.ISO100 です.

コンデジ

何なんでしょう,この差は... (ってそりゃ,ISO100 と 800 とじゃこれくらいの差が出ても一昔前ならおかしくなかった訳で.それだけに,ISO 感度を固定出来ないといけないと思うんです)
もともとこの EXILIM は高感度に弱いのか,高感度画像を全焦点マクロモードでカメラ内処理することに無理があるのかはまだ判りませんが,いずれにせよ使えない画像です.絞りは F3.5,シャッター速度は 1/125 となっています.三脚を使っているのだから,1秒でも 2秒でも露光すりゃいいんです (あまり長過ぎるとノイズの問題が発生しますが).それをせず,ISO 感度を上げないという選択肢をユーザから奪い,ISO800 にまで上げて (カメラとしての最高感度は ISO3200 です.そこまで行くんですかね...),なぜこんな汚い画像を出力するのか,理解に苦しみます.
仕方ないので,作例-1)作例-3) は天気のよかった今日の昼間,上述のように障子まで外して外光を入れて撮影したという訳です.でもなぁ,これをやると今回の作例のように,コントラストがきつ過ぎてダメなんですよね... 鉄道模型撮影用には使えないってことかな.全焦点マクロモードは EXILIM にある PREMIUM HIGH SPEED・HIGH SPEED・STANDARD というラインナップのうち,STANDARD 以外の全機種に搭載されているようです.しかし,上に書いたような制限は旗艦機種である EX-100F でも存在していて,ISO の上限値を設定出来ないままのようです.上位機種の方が写りは多少よいでしょうが,ISO 感度が青天井で上がってしまったらそれを補うことは無理でしょうね.


車両増備も落ち着いて来たのと,バックストレート部分がほぼ出来上がって見栄えのある 'お立ち台' が出来て来たので,所有している全編成を統一的なアングルで撮影してカタログ化したいと思っていました.
今回買ったこのデジカメで,今度時間があるときに是非,1日かけて先頭から最後尾までピントが合った画像で撮りたいと思っていたのですが,ちょっと厳しいかな...
(買う前に,全焦点マクロについて (鉄道) 模型セグメントの人たちのレビューを探したのですが,なぜか Nゲージで編成全部を撮影する目的に使っている人が見つかりませんでした.そうか,こういうことだったのか?!)


今回の支出額 ¥17,462 (N ゲージとは直接関連しないので,支出総額としてカウントしない)
今回の買い物
  • CASIO EXILIM EX-ZR70YW ¥17,462
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
この記事へのコメントを書く
お名前:
メールアドレス (公開されません):
ホームページアドレス:
コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます.
この記事へのトラックバック
この記事へトラックバックする (トラックバック URL)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/182385459
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます.