出張ビジネスパック びゅう
レイアウトプラン紹介 (準備中)
2018年03月21日 (3)

原鉄道模型博物館訪問

春分の日の今日は,横浜方面に用があったので,雪の降る中,かねてより行ってみたいと思っていた「原鉄道模型博物館」に行って来ました.昼過ぎには着けるかなと思っていたのですが,ほかの用事を済ませるのに思ったより時間がかかってしまい,着いたのは 15:30.17:00 の閉館まで 2時間を切ってしまっていて,全部観きれるかなと心配したのですが,どうにかぎりぎり,全部の展示室を観ることが出来ました.そんなに大きな施設ではありませんが,展示されているすべての車両をチェックし,掲示されているボードをすべて読み,なんてしていたら半日あっても足らない感じです.

コクヨ専務を務めた原信太郎 (1919-2014) が個人的に製作・収集した膨大な鉄道模型 (ほとんどが 1番ゲージ) や写真・切符などを展示しているのが原鉄道模型博物館です.横浜駅南口から徒歩 5分くらいのところにある高層ビル,横浜三井ビルディングの中に入っています.
横浜駅南口から徒歩で行く場合,横浜ポルタという東口地下街を通って 'G階段' から地上に上がるのが近道だと思いますが,その横浜ポルタのインフォメーションセンターなどで配布している「横浜駅東口エリアマップ」というリーフレットに原鉄道模型博物館のクーポンが掲載されていて,このリーフレットを持参・提示すると,入館料金が ¥100 割引されます.原鉄道模型博物館へはみなとみらい線の新高島駅からなら徒歩 2分ですが,渋谷方面から行く場合,横浜駅で降りてこのリーフレットをゲットした方が,交通費も安いですし入館料金も安くなるのでお薦めではないかと :-)
なお,クーポンを使う場合,自動販売機でなく窓口で入館券を買うことになりますが,わざわざクーポンを渡したり見せたりしなくとも,エリアマップを見せるだけで発券してくれます.このあたりは手慣れた運営.

さて,まず目についたのは第二展示室にあった ED16.おー,ED16 もあるんですねぇ... これにお目にかかれただけでも,来た甲斐があったってもんです.この ED16 は原信太郎が作成した模型で,こちらは 1番ゲージではなく Oゲージのようです.1/45 の O番ゲージということで巨大ですから,細部まで精密に表現されているのだろうと思ったのですが... そうでもないんですね (^_^; 作られてからかなり経つのでしょう,痛みも本物並に進んでいますし,窓ガラスは表現されていないし,デッキ部の色は実車と違うし,正直,期待外れな出来でした.全体的に欧州の車両が多く,原信太郎は日本の車両にはそんなに思い入れはなかったのかも知れませんね.
'静態展示' されていたこの ED16,博物館でもらえるリーフレットには,レイアウト上で撮影されたこの ED16 が載っているのですが,残念ながら少なくとも今日は走っていませんでした.というか,ここに設置されているレイアウトは軌間 45mm の 1番ゲージのはずで,Oゲージは 32mm ですから,こいつはレイアウトに載らない気がするのだけれど... 一部,Oゲージのレールもあるのかな?

お隣りの第三展示室に展示されている一番切符の山を見て,原信太郎の暇人さ情熱に打たれたり,青梅線・南武線の昔の姿をフォトライブラリーで確認したりした後,いよいよメイン展示の巨大レイアウト (30m×10m) 「いちばんテツモパーク」へ.
何でしょう,この... 言葉になりません.ひとことで言うなら,アホ,とか,バカ? って感じです (苦笑).日本を代表する鉄道博物館のレイアウトですら 23m×10m,京都鉄道博物館のレイアウトが同じ 30m×10m ですが,これらは 16番ゲージ.1番ゲージのこれは迫力が違います.今回,原鉄道模型博物館を訪ねたのは,もちろん,単に行ってみたいという気持ちが大きいのですが,私が嫁さん実家 2階で作っている '縮小立川駅レイアウト' で参考になるところはないかなという部分もありました.しかし,とてもじゃないけれど,参考になんてなりませんわ...
以前は写真撮影は禁止だったこの原鉄道模型博物館,その後,入館者の声に押されて,三脚・ストロボを使わなければ撮影自由になっています.助かりますね.って,今書いたとおり,参考資料としてたくさん写真を撮って来ようと思っていましたが,参考にするような素材はアホ・バカ過ぎてありませんでしたが (笑).

原鉄道模型のすごさは,手作りが多いということもありますが,集電機構です.こいつらなんと,架線集電なんです (スイッチ切り替えでレール集電も可能になってるそう).架線が全部張ってあって,パンタグラフから集電してモーターに給電するという,現実世界の鉄道と同じ仕組み.そのため,レイアウト上のレールにはほとんどの部分に架線が張られています.ただ残念なのは,架線集電しているのかレール集電なのかは見た目じゃ判らないところですね (^_^;
現実世界同様,架線とパンタグラフ間でスパークが発生することもあるらしいですが,残念ながらそのシーンは今回見ている間には起きませんでした.現実世界の鉄道と同じ仕組みという点では,レールや車輪を鉄製にするというこだわりもあるようです.

原鉄道模型博物館そんなこんなで,バカだろとしか思えない「いちばんテツモパーク」.せっかくの写真撮影可なのに残念なのは,室内ライトの色を変えることで時間を表現しているのですが,その色が変わるサイクルが短過ぎて,写真を撮ろうにも,ポイントで待ち構えていても車両が通るときに限って「夜」になってしまってシャッタースピードが落ち,車両を撮し止められないときが多いこと.車両が 1周する間ずっと「昼」の照明にしてくれていればよいのですが,あまりにも短いサイクルで変わるので,かなり長い時間待たないと,撮したい場所に車両が通過するときに「昼」になっているタイミングが訪れないんですね.
博物館のアンケート用紙があればその意見を書いて来ようと思っていたのですが,そういえばアンケート用紙のようなものはありませんでした.もしかすると,レイアウトや車両の保護のために出来るだけ暗い状態にしておきたいのかも知れませんが,これは改善して欲しいなぁ...
このレイアウトは,原信太郎が作ったのではないようで (彼が自分で作ったのは芦屋にある自宅内にあるようです),天賞堂あたりが作ったのでしょうかね.

展示室の最後は「横浜ジオラマ」.HOスケールで横浜駅周辺を再現したレイアウトです.1番ゲージががたんごとん走るレイアウトを見たあとだと,何だかほっとします (笑).


詳細はメモして来なかったので忘れましたが,総理大臣の月給を超える価格だった鉄道模型を祖母から買ってもらえたりと,まぁ良家のお坊ちゃまだったのね... という原信太郎.そのコレクションを公開しているだけあって,博物館も,傘立てもきちんと用意されていたり,ロッカーも無料だったり,子供向けにはプラレールで遊べるコーナーがあったりと,訪れる人へのおもてなしにも溢れた博物館でした.今回はこの後にも予定があったので,閉館時間前に切り上げざるを得ず,比較的駆け足になってしまいましたが,半日以上かけてじっくり見たい博物館です.そんなに混んでない感じですし,また行ってみたいですね.


今回の支出額 ¥900 (N ゲージとは直接関連しないので,支出総額としてカウントしない)
今回の買い物
  • 原鉄道模型博物館 ¥900
      原鉄道模型博物館
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