窓の開き方で感じ方に違いが出て来るのか,電車はそうでもないのですが,客車はなぜか,室内灯を付けないと '決まらない' 気がします.そこで,最近買った 14系15形客車による「富士」・10系・12系客車による「山陰」に室内灯を組み込むことにしました.
これまで LED 室内灯は,自作することが多かったのですが,ちらつきが激しく,いまいちです (´・ω・`) コストパフォーマンス的には,自作すると純正の 1/10 くらいのお値段で出来てしまうのは魅力なのですが,はんだ付けなどの加工の時間 (ヘタすると,1編成 6〜10両分作るのにひと晩かかる...) と出来映えを考えると,純正品を買った方が安いんじゃ... と思い始めました.自作 LED 室内灯の方が圧倒的に明るいのですが,現実の電車はそこまで光ってないだろ? という気になって来たという事情もあります.
とはいえ純正のはお値段が高いので,一部の高級?車両への導入にとどまっているのですが,今回,これらの編成にはホビーショップタムタム製らしい,TORM. (これでトラムと読むようですが... 読めないね) の室内灯を初導入してみることにしました.これだと,1本のばら売りではあまり値段は変わらないのですが,まとめ売りだと TOMIX 純正のは実売価格で 1本あたり ¥600〜700 するのに対して TORM. のなら ¥600 以下で,15% くらいお安い感じです.自作の場合のコストを考えると,純正の半額くらいになってくれれば最高なんですけれどね...
今回買ったのは,「富士」用には "TL-004 室内照明ユニット LED室内灯 幅狭A・暖色" という 10本セットと,なぜか,6両編成のうちオハネ15-2000・オロネ15-3000 だけは集電スプリングの位置が違うため,この 2両用に "TL-023 室内照明ユニット LED室内灯 幅狭B・暖色" を買いました.しかし,結局これは誤選択で,本当は TL-013 の幅広タイプを買うべきだったようです...
店頭で,TOMIX の公式サイトでは 98626 JR 14系15形特急寝台客車(富士/はやぶさ)セットの適合室内灯は 0733 と記載されているのを確認して買ったのですが,説明書での記載は,この 2両だけは 0733 ではなく 0731 が指定になっていました.何で Web サイトにもきちんとその旨掲載しないのでしょう... 自分の製品についてさえ正しく記載出来ないってなんだかな... :-(
何度か書いていますが,ほんとに,鉄道模型メーカーの Web サイトのレベルの低さには辟易させられます.
という訳で,「山陰」編成には (既に室内灯が組み込まれていたオハネフ12を除いた車両に) 白色を,「富士」(はやぶさ) 編成には電球色をそれぞれ組み込みました.なかなかいい感じ... と言いたいところですが,白色の方が,やけに青くないですか? ここに載せている写真よりもさらに実際には青く感じます.12系客車は内装 (座席) パーツが青なので,そのせいかなとも思いますが... TROM. の公式ページ (?) でもちょっと青みがかっている感じですね...
それに対して暖色 (電球色) の方はいい感じだと思います.こちらは完璧!
いずれも,このところ忙しくてあまりレールのメンテが出来ていませんが,ちらつくこともほとんどなく点灯しています.ちらつきへの耐性はあるようです.自作室内灯も,ブリッジダイオードだけじゃなく,コンデンサを積まないといけないのかな...
「山陰」はこのように青さが気になりますが,それでも,室内灯がないのとは大違い.「富士」は完璧にいい雰囲気を出せています.部屋を暗めにして,早速,延々周回させて夜行列車の雰囲気を楽しんでいます.やっぱり,室内灯はあった方がよいですね.
さぁて,15% くらいしか安くならないし,必ずしも入手性がよいとも言えないこれ,今後,私にとっての '標準品' とするかは正直,微妙なところですかね...
ここまでの支出額 ¥1,315,197
今回の買い物
- TORM. TL-004 室内照明ユニット LED室内灯 幅狭A・暖色 10本 ¥5,832
- TORM. TL-022 室内照明ユニット LED室内灯 幅狭B・白色 10本 ¥5,832
- TORM. TL-023 室内照明ユニット LED室内灯 幅狭B・暖色 1本×2 ¥1,264