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2018年08月09日 (4)

1980年代前半の急行「アルプス」+「こまがね・みのぶ」,「かいじ」+「かわぐち」の編成

時刻表 1984/3号これまでは収集対象外として,気にしないことにしていたのに,なぜか急に欲しくなって,かつて「急行 アルプス」などで使われていた 165系を購入してしまった訳ですが,購入したのは基本セット相当の 8両編成.当時,どんな列車が,どんな編成で運行されていたか,調べてみました.
Wikipedia 等,当時の記録は結構な数,見ることが出来ますが,原典に当たるということで,手許の「国鉄監修 交通公社の時刻表」1984/3 号を引っ張り出して来ました.当時の急行の定期列車は以下のとおりでした:

  • アルプス (1/3/7号 松本行)+こまがね (1 号 天竜峡/3号 飯田/5号 平岡行)
  • かいじ (甲府行)+かわぐち (河口湖行)
  • アルプス (9/11号 南小谷行)

これ以外に,かなりの期間運転している臨時列車もありますが,定期列車としては以上の 3種類 5本 (下り基準).なんと,「かいじ+かわぐち」(と一部の臨時列車) を除いて当時は急行すら立川駅は通過していたのですね... 知りませんでした.「アルプス」は立川駅を通過していたとなると,再現すべきは「かいじ+かわぐち」の併結編成になるような気もしますが,気を取り直して (?) とりあえず,時刻表の後ろの方のピンクのページに載っている編成も確認してみます.

時刻表 1984/3号 時刻表 1984/3号

夜行の「アルプス 9号」を除いて,下りの場合先頭方向に付属編成が連結されています.富士急行線に乗り入れる「かわぐち」のみ付属編成は 3両で,それ以外は 4両です.付属編成を簡単に 3両・4両に切り替えられるよう,前代未聞の (?) クハ+クハ編成になっていたという訳ですね.3両編成として使うとき,余るクハ 1両は,三鷹区に留置されていたそうです.この付属編成は「こまがね」として辰野で切り離されるか,松本で切り離されます.

基本編成は,KATO 10-1389 ではグリーン車が 2両含まれる 8両編成でしたが,グリーン車は 1両減車された 1両の 7両.また,この時代,4号車は KATO 10-1389 に含まれるサハシではなく,クハになっていました.
夜行の「アルプス 9号」は上記のように付属編成なしの基本編成 7両のみでの運行ですが,新宿〜松本間のみ荷物車が新宿方に 1両連結されています.これ,上りは荷物車が先頭だったということなのかな? それってスゴくない?

という訳で,この時代の「アルプス」+「こまがね」を再現するには KATO 10-1334 165系 800番台 飯田線 急行「こまがね」4両セットだと,サハシ165 の代わりに入ったクハ165 が足らない気がします...

   
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鉄道 165系
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