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2018年08月15日 (3)

KATO 10-332 165系 低屋根 3両基本セット・10-333 165系 低屋根 3両増結セット 入線

KATO 10-332・333 165系 低屋根 基本・増結セットかつて立川駅で見ることが出来た (ただし当時は急行すら通過していたのですね...) 165系.コレクションを無尽蔵に増やさないために,今までは気付かないふりをしていましたが,主要なものは集め終わったこともあり,過去の車両を集めるのもまぁいいかと KATO 10-1369 を買ってしまいました.これだけでも 8両編成あり,有効長が 7両しかない私の '縮小立川駅' レイアウトではおなかいっぱい状態です.けれど,当時走っていた 8両+4両の 12両編成は,この中にクハ・クモハが 7両もあって,進行方向前向き・後ろ向きそれぞれにクハ・ク(モ)ハのパターンが現れる変態編成だったと知れば再現してみたくなってしまうのが人情ですね... (苦笑)
と言う訳であっけなく,'基本セット' 10-1369 だけでなく,'増結セット' 相当の 10-1334 165系 800番台 飯田線 急行「こまがね」 4両セットも欲しくなってしまったのですが,こちらの方が先に発売されていたためか新品在庫がなく,中古でも結構なお値段になっていて,買っても滅多に走らせないだろうと思うとさすがに躊躇します.

そこで,安く売られている旧製品を買うことにしました.これはアーノルドカプラーで,先日買った 10-1389 は密連形 #2 で,互換性がなく連結出来ません.まぁどうにかなるだろうと,10-1389 の Assy パーツで密連形 #2 関係の部品も取り寄せました.この 10-332・10-333,後期ロットは KATO カトーカプラー密連形に変わっているようですが,アーノルドカプラーからは簡単に交換出来,部品も手持ちでたくさん在庫していますから,安く & すぐ手に入る初期ロットで済ませました.6両セットで ¥5,000 程度,1両あたり ¥800 ちょっとというのは非常に魅力です :-)

10-332・333 の基本・増結セット合計 6両のうち,M車のモハ165 は使わず,4両ないし 5両を使って以下のように編成することにしました.サハシを組み込んでいる時代は 5号車は 10-1369 のサハシを使い,サハシではなくクハが組み込まれていた時代は 10-333 のクハを組み込みます.
新製品の 10-1389 の方が当然見栄えがよいので,8号車だったクハ165-70 は付属編成の方へ持って行って 12号車としました.代わりに,10-333 のクモハ165 を 8号車に組み込みます.本当はここはクハなのですが,クハが足らず,クモハしかないので代用.

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アルプス・かいじ アルプス
こまがね
かわぐち
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
形式
(M)
クモハ
165-66
モハ
164-813
サロ
165-42
サロ
165-39
サハシ
165-64
クモハ
165-72
モハ
164-819
ク(モ)ハ
165-198
クモハ
165-133
モハ
164-856
クハ
165-162
クハ
165-70
製品 10-1389 1 2 3 4 5 6 7 8
10-332 1
10-333 1 2 3
1982/3〜1982/11/14 (※1982/11/15 以降はサロを 1両減車)
形式
(M)
クモハ
165-66
モハ
164-813
サロ
165-42
サロ
165-39
クハ
165-136
クモハ
165-72
モハ
164-819
ク(モ)ハ
165-198
クモハ
165-133
モハ
164-856
クハ
165-162
クハ
165-70
製品 10-1389 1 2 3 4 6 7 8
10-332 3 1
10-333 1 2 3

このように編成出来るように,10-332・333 の車両はそれぞれ以下のカプラー交換・改造をしました.「交換」は可逆のポン付け,「改造」は接着を伴う不可逆に近いもので,一部,カプラーポケットを切断する不可逆改造も含みます.

製品 車両 前位側 後位側
10-332
3両基本セット
クハ165-162 KATO 740681C3 クモハ165前面用 カプラーセットで KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用に改造 KATO カプラー密連形A黒に交換
モハ164-861 (使用せず)
クハ165-136 KATO 740681C3 クモハ165前面用 カプラーセットで KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用に改造 KATO 740691C3 モハ164 (M) カプラーセットで KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用に改造
(※アーノルドカプラーポケットは切断)
(サハシ組み込み時は使用せず)
10-333
3両増結セット
クハ165-198 KATO カプラー密連形A黒に交換 KATO 740691C3 モハ164 (M) カプラーセットで KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用に改造
(※アーノルドカプラーポケットは切断)
クモハ165-133 KATO カプラー密連形A黒に交換 KATO カプラー密連形A黒に交換
モハ164-856 KATO カプラー密連形A黒に交換 KATO カプラー密連形A黒に交換

今回買った旧製品の 10-332・333 同士で連結する場合,アーノルドカプラーのままでもよいですが見た目が 10-1389 とさすがに違い過ぎるので,密連形A に交換しました.これはアーノルドカプラー本体とスプリングを外し,密連形A に取り替えるだけですので簡単に出来,元に戻すことも可能です.昨日買った 101系鉄コレで密連形 A カプラーをちょうど使い切りましたので,これも新たに取り寄せました.今回だけで 6個使いました.

KATO 4054-5 クハ165-136
前位側・ダミーカプラーを KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用
(740681C3 クモハ165前面用 カプラーセット) に改造
KATO 4054-5 クハ165-136 740681C3 クモハ165前面用 カプラーセットに改造
後位側・アーノルドカプラーを KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用
(KATO 740691C3 モハ164 (M) カプラーセット) に改造
KATO 4054-5 クハ165-136 KATO 740691C3 モハ164 (M) カプラーセットに改造

新製品の 10-1389 の車両と連結する面は接着を伴う改造となります.

まず,運転台 (前位) 側は標準のダミーカプラーをスカートから外し,代わりに 740681C3 クモハ165前面用 カプラーセットを無理矢理スカートに差し込み,接着します.ダミーではなくなったスカート・カプラー部品を床下に接着しますが,接着面が狭いため,すき間を小さく切った発泡スチレンボード素板で埋め,外から見たときの見栄えがよくなるよう,見える部分を黒く塗ってから,床下にスカートごと接着しました.元々床下とはダミーカプラーに付いているフックで取り付ける設計となっているため,ダミーカプラーを外してしまうと床下にはフックで取り付けられなくなってしまうため,接着です.また,カプラーが首振りするときに当たるので,スカートを若干カットしました.この加工は 2両に 1か所ずつ,2か所に施工しました.

次に,非運転台 (後位) 側は台車から延びているアーノルドカプラー用のカプラーポケットが邪魔になるので切断し,740691C3 モハ164 (M) カプラーセットを床下に接着しました.740691C3 を床下に取り付けるフック部分は邪魔 (使えない) ので切り落とし,平らにしてからの接着です.こちらの加工は簡単で,まるで初めからボディマウントだったかのように綺麗に装着出来ています :-) こちらの加工も同じく 2両に 1か所ずつ,2か所の施工です.
なお,740691C3 は M車のモハ 164 用です.今回改造したのは T車ばかりなので,本当は 740721C3 モハ 165 カプラーセットの方がよい気もしますが,在庫がなく買えなかったため,M車用のにしました.どうせ切り貼りするのですからどちらでもよかろうと.結果的には特に問題なしでした.結果オーライです :-)

以上の接着を伴う加工は 6 (5) 両中 3両,4か所でした.

これらのカプラー交換改造により,一部は KATO カプラー密連形 #2 新性能電車用ではなく KATO カプラー密連形A での連結とはなりますが,10-1389・10-332・10-333 で 12 (11) 両の編成を組むことが出来るようになりました.
クハの前位側用に 740681C3 は合計 4つ (2セット) 買いましたが,10-332・333 のクハ前位側同士の連結部分 (8・9号車) は改造が面倒臭いので,密連形A へのお手軽換装だけに留めましたので,カプラーはふたつ余っちゃいました.¥724 もったいなかったな... もうちょっとよく考えてから発注すればよかった.ま,そのうち何かで使えるかも知れませんが.

この作業に数時間かけ,10-1389 では取り付け済みだった信号炎管を取り付け,さらに,幌を取り付けて整備完了.ヘッドマークや前面幕は 10-332・333 はすべて編成中間に来るようにしましたので,特に整備なしです.整備が終わったので早速レールに載せて走らせます.カプラーを切った貼ったの大改造となったので,1週も出来ずに脱線するかと思いましたが... あに図らんや,するっと何周も出来てしました.改造成功です.
が,クハが中間面に来る 11号車がよくよく見ると半径の小さなカーブでは後ろの車両に押されて (前の車両とぶつかって) 脱線し,その後すぐに元に戻るという動きをしています.あまりにも連結間隔が狭過ぎたようです.740681C3 に換装した部分を,11-730 の「長」タイプに交換して車間を確保するなどの調整が必要かも知れません.


KATO 10-1334 165系 800番台 飯田線 急行「こまがね」4両セットを買えば付属編成を簡単・綺麗に再現出来ますが,10-1389 より先に発売されたためか,発売数が少なかったのか品薄で,新品ではプレミア価格でしか手に入らない状態.ヤフオク!だと ¥10,000 程度で探せそうですが,これだと,サハシを置き換えたクハを再現出来ないんですよね... 今回買った 10-332・333 6両だとここに入れる車両も調達出来るのがうれしいところ.ただし,本来はクハであるべきところにクモハになってしまいますが,まぁそれには目をつぶりましょう.総額 ¥7,000 くらいで 4 (3) 両の付属編成+サハシ置き換え用のク(モ)ハを入手出来ました.
ついでに,グレードアップ用にジャンパ栓も 2種類買っておきました.そのうち,10-332・333 などに使おうかと思います.また,密連形A カプラーもちょうどなくなるので,これも買っておきました.今後はあまり使わないかも知れませんが.

あ,そういえば 10-332 に含まれる M車のモハ,走らせてないや... まぁいいか.


ところでこの「10-332・333 165系 屋根」,なんて読むんでしょう? 'ひくやね' かと思ったのですが,KATO の Web サイトに置いてある Assy 表のファイル名は 'ていやね' ですね...


ここまでの支出額 ¥1,524,913
今回の買い物
  • KATO 10-332 165系 低屋根 3両基本セット ¥3,059
  • KATO 10-333 165系 低屋根 3両増結セット ¥1,961
  • KATO Z04U0192 ジャンパ栓 KE70 (緑) ¥579
  • KATO Z04-8631 ジャンパ栓 KE76 (灰) ¥724
  • KATO 740691C3 モハ164 (M) カプラーセット ¥724
  • KATO 740681C3 クモハ165前面用 カプラーセット ¥724×2
  • KATO 11-703 カプラー密連形A黒 ¥336
     
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