本日は,今週 (8/23) 発売されたばかりの KATO 10-1498 205系5000番台 武蔵野線(サハ205 ドア大窓) 8両セットです.前から予約注文していました.うまいこと木曜日発売だったので金曜日発送となり,本日届いて,早速入線させることが出来ました.2日連続の新規入線です.
立川駅で 1日数本だけ見ることが出来る「むさしの号」で使われている 205系 5000番台.KATO からは 10-223 としてかなり前に製品化されており,入手したかったのですが,古い製品のためか,生産数が少なかったためか,オークションではプレミアム価格になっていて,安いと ¥10,000 程度で落札されていることもありますが,高いと ¥20,000 くらいのお値段.当時定価 ¥17,604 の品ですから,古いことを考えると ¥10,000 以下じゃないと... (いやいや,希望としては送料込みで ¥8,000 台かな) と思います.何度か落札しようとしましたが,いずれも敗退.入手出来ないでいました.
そんなときに,若干仕様は変わったようですがリニューアル発売された 10-1498.最新の新品が送料込みで ¥13,426 であれば,ネットオークションでの中古の落札相場より安いくらいです.もちろん,注文しました.これでやっと今現在の「むさしの号」で主に使われている車両が手に入りました.近いうちに E231系が主流になってしまいそうですから,205系が主役のうちに入手出来てよかったです.
さてこの 10-1498,品番こそ最新ですが,予想したとおり,実質的には 10-223 の再生産ですね.「サハ205 ドア大窓」とわざわざ銘打っているとおり,そこだけが 10-223 との違いで,ここだけ新規に金型を起こしたのでしょう.それ以外の仕様は 10-223 とまったく一緒で,
- 台車マウントの KATO 密連カプラー
- 台車はねじ留め
- LED ではない電球の前照灯/ヘッドライト
- ホロなし
- 分解が面倒な構造...
という前近代的仕様のままでした(;´Д`) いくら何でも手を抜き過ぎでしょ...
このように,仕様が同じままで 10-223 から改悪されている部分もないので,どうしても 10-223 が欲しいという網羅コレクター以外は,10-1498 の新品価格を超える値段で 10-223 を買う意味はないでしょうね.
8両なことがまだ救いですが,いずれにせよ定価 ¥18,144 の価値はないと思います.
気を取り直して,まずは入線整備です.いつものようにアンテナ・避雷器・信号炎管を取り付け.予備がないので飛ばすとヤバいです.ひとつ危うく紛失しそうになりました.ホロが付いていないため,仕方ないので手持ちのホロを取り付け.げ,8両ものセットで 14個も必要ですから,手持ちの在庫がなくなっちまいましたよ... とほほ.また調達しないと.
前面方向幕は,「むさしの号」を再現したいのですから当然,八王子方に「むさしの号 八王子」,国立方に「むさしの号 大宮」を装着.いちいち床下を外して,窓パーツを傷を付けたり割ったりすることを恐れながら外さないとシールが貼れないのが面倒です.
という訳で 10-223 再生産品といっていい 10-1498,分解はしづらいし,ホロも装着したのでレールに載せるまでに非常に時間がかかりました.走りは悪くないのが唯一の救いでした.
四季島の運行初日,立川駅を通過するのを撮影しに行ったときに撮影した実車画像に合わせて,レイアウトでも 4番線の東京方から撮りましたが... こんな風に撮るのが限界.これじゃ,意味ないな (^_^;
ま,それでも,むさしの号として一番走っているこの 205系 5000番台のメルヘン顔じゃない編成を手に入れることが出来てよかったです.メルヘン顔だとちょっと違うなぁと思っていたので,コレクションとしての満足度は高めです.
ここまでの支出額 ¥1,552,073
今回の買い物
- KATO 10-1498 205系5000番台 武蔵野線(サハ205 ドア大窓) 8両セット ¥13,426