毎週金曜日は '入線の日'.今週も 1編成,入手しましたので早速入線させます.
中央線・青梅線用の 201系は,だいぶ前に鉄道コレクションで 900番台 5両セットを買って配備済みです.一方,立川駅としては脇役に過ぎない (どころか,もしかすると立川まで足を延ばしていなかったかも知れない) 中央・総武緩行線用の 201系を鉄コレではなく買ってしまい,主客転倒状態となってしまいました.カナリアイエローの 201系は 6両セットで ¥7,000 ちょっと.それくらいの,そんなに高いお値段ではないのであれば... ということで,この逆転状態を解消すべく (^_^; オレンジバーミリオンの 201系も買ってしまうこととしました.結果として,カナリアイエローの 10-371 の兄弟製品,10-370 を入手することが出来ました.10-371 よりも少し人気があるのか,¥1,000 ほど高くなってしまいましたが,1両あたり ¥1,500 弱であれば文句ないでしょう.
さて,到着しましたがあまり状態はよくありませんでした.何せ 1997年製造の 20年以上も前の製品ですからしょうがないですね... 早速,いつものように台車を分解.室内灯は付いてない・付けませんから,先頭車両 2両と M車との 3両だけです (って,6両セットなので半分を整備することになる訳ですが).台車の分解清掃は手慣れて来ましたので,サクサク進みます.これも無事,ライトのちらつき・ぎくしゃく運転はしなくなりました.
種別板は後期型の電照式幕タイプの車両がプロトタイプとなっているため,ここも光るのですが,電圧を相当高くしてやらないと光りません.前照灯・尾灯は輝度は低いものの常点灯状態でもきちんと点灯するのに,なぜだろう... 時間が取れたら,改めて見直したいところ.
カプラーは,10-371 同様,台車マウントの KATO カプラー密連形A が付いていますので特にいじりません.ボディマウントタイプじゃないのがちょっと残念ですが仕方ないですね... 幌も最初から付いている製品ですのでめんどうなくうれしいです.アンテナ等は取り付け済みでした.特に問題なし.
前面のシールが例によって (?) ガラスの上から貼られていましたので,慎重に剥がして,ガラスをいったん外して内部に「中央特快 東京」を貼り直しました.逆側は「中央特快 高尾」です.ついでに,最近貼るようにしている側面方向幕も同様に「中央特快 東京」を貼付.これで整備は完了.20年以上前のものですが,分解清掃の効果か,動力も特に問題なく,いい感じで走ります.
さて,以前買って,レイアウト上にずっと放置中だった鉄コレの 201系と比較しつつ撮影してみました.手前から奥まで焦点が合うという全焦点マクロを活かすべく CASIO EX-ZR70 で撮影しているため,画質がいまいちですから,細かい粗は目立たなくなっていますが,こうやって撮ってみるとほとんど変わりませんねぇ... 今回買った 10-370 は 6両セットで,4両足りませんから,鉄コレから 4両を '編入' して走らせてもよいかも.鉄コレの方も KATO カプラー密連形A に変えていますので,連結に問題はないはずです.今度やってみよう.
さて,実車画像は 3枚.残念ながら,立川駅での撮影はありません.種別幕 3態がどうにか揃いましたのでそれぞれ紹介です.
まずは,101・103系ゆずりの「大型種別表示板」.1981〜1986/3 まで使われていたようです.1枚目の写真は恐らく 1981年に東京駅 2番線で撮影したもの.
2枚目の写真は,差し込み式の種別表示板タイプ.Wikipedia によれば 1987/5〜1992 まで使われていて,それ以降は 1・10号車は電動幕式に変わり,4・5号車はそのまま差し込み式が残ったとあります.撮影したのは 1997/4 ですから,先頭車になる 1・10号車からは差し込み式が消えている時期のはずです.「青梅・五日市線」のステッカーが貼っていないため,これは青編成ではなく,H編成の 4号車ということでしょうか?
3枚目の写真は,電動幕式 (電照式) の種別表示器.上記のように 1992年以降です.撮影は 2004/3.ちなみに,このときは既にデジカメを使い始めていました.
ここまでの支出額 ¥1,767,822
今回の買い物
- KATO 10-370 201系 直流通勤形電車 (中央線色) 6両基本セット ¥8,673