楽天市場
レイアウトプラン紹介 (準備中)
2018年12月25日 (2)

毛呂 信昭『103系物語』

毛呂 信昭・著 『103系物語』先月,103系の 4両セットを 4セット,16両買ったのをはじめ,バラでも 4両揃え,103系が一挙に 20両も増えました.私の場合,"国電" と言えば 103系なので,色々と知りたいことが増えました.そこで何かいい資料はないかと探したところ,見つけたのがこれ,毛呂 信昭という人が執筆した『103系物語』です.Amazon.co.jp でお手軽に買える価格で古本があったので早速購入しました.

もうちょっとこう書いてくれればなぁ,という点が全体的にありはするのですが,網羅性がすごい本で,満足です.何しろ,全車両 (編成ごとではなく,例えばクハ103 とかの形式単位で) の全履歴が載っているだけですご過ぎです.この表があれば, 南武線を 1986/8/2 に撮影されたカナリアイエロー・ウグイス・エメラルドグリーンの 3色混結編成というデータが本当だったのか,検証することが出来ます.(川崎方) Mc55M'154T359M321M'477Tc510 (立川方) の編成に含まれていたというモハ102-477・モハ103-321 は確かにユニットを組んでいて,松戸電車区に新製配置された後に 1986/6/5 に中原電車区に転属し,1986/9/14 に大井工場で車両更新工事を受けていると記載があります.松戸電車区は当然,常磐線用でしょうから,6/5〜9/13 まではエメラルドグリーンのまま南武線を走っていたことが強く推察されます.
同様に,ウグイス色のまま連結されていたサハ103-359 は,新製配置は池袋電車区で,1986/1/28 に中原電車区に転属,1986/10/20 には松戸電車区に転属とありますから,山手線用のウグイス色のまま南武線を走っていて矛盾はありません.

全体的に,年代を追って記載されているので,103系にはどんな形式があったのか,それぞれ年代別にどんな特徴があったのか,といったことを知りたい私には少し不満も残りますが,それでも本文を丹念に追えばきちんと書いてあって,役立ちます.
私が先月買った KATO の 10-36[1-5] の '103系 一般形' には側面方向幕がありません.これは,廉価版ということで省略しているだけかと思っていたのですが,1972年度に製造された「昭和47年度民有車」から新設されたことも判りました.冷房が付いたのもこのときからなので,KATO の製品は 1971年度までの車両をプロトタイプとしていたのですね.103系についてちょっと知っている人には常識なのかも知れませんが,こんなことも判って,私には有意義な 1冊でした.

この調子で 101系・201系も知りたいのですが... 残念ながらこの著者が出している著作はほかにはないようですし,JTB パブリッシングが出している 'Can Books' シリーズでも 101系物語・201系物語のような本はないようで,残念.


今回の支出額 ¥1,400
今回の買い物
  • 毛呂 信昭・著 『103系物語』 ¥1,400
タグ
鉄道 103系
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
この記事へのコメント
この記事へのコメントを書く
お名前 (Your name): [必須入力]
メールアドレス (E-mail address): (公開されません (It will be not open to public. ))
ホームページアドレス (Your URL):
コメント (Comment): [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます.
この記事へのトラックバック
この記事へトラックバックする (トラックバック URL)
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185265362
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます.
※言及リンクのないトラックバックは受信されません.