いやぁ,ついにこれ,買ってしまいました.TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形を種車にしてマヤ50-5001 に改造するコンバージョンキット,ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 をキットメーカーであるペアーハンズ自身が組み立てたものです.
E491系 'East i-E' に挟まれて立川に昨秋来たとき,初めて見た & 撮影したマヤ50.撮影もした以上,それを再現すべく欲しくなってしまうのは必定です.しかし,完成品としては製品化されておらず,入手可能なのは過去に出ていた上記のコンバージョンキットのみ.ヤフオク!で探すものの,コンバージョンキットだけでもプレミア価格になっていて入手困難です.完成品も同様で,1両だけで,10両・12両セットの既製品が買えてしまうようなお値段になっており,たまに出品・落札されていますが,入札する勇気はありませんでした...
ところで,マイクロエースの車両は 10セット以上持っていますが,最近はぐっと来るものがまったくリリースされていませんね.ここ 3年くらいのリリースを見ても,おっと思うのは 485系「彩」と 215系の再生産くらいでしょうか.後者は結局,発表されたものの中止されてしまっていますし.485系「彩」は過去,立川駅にもしばしば入線していたらしいですし,お値段もそんなに高くありませんから,再生産されるこの機会に買おうかと思いましたが,過去の不定期車両まで手を広げてしまうときりがないので (もう置き場にも困って来ています...),見送りですね.
閑話休題.TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形は定価 ¥2,268,ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 のコンバージョンキットは定価 ¥8,964 で合計 1万円ちょっとの品物です.この組み立てはかなり面倒なようで,かつ,塗装も必要ですから,完成品を 1万円+αで買えるとは思っていませんが,それにしてもものすごいお値段になっちゃってますね...
ペアーハンズの Web サイトを見ると,6千円台のボディーキットの完成品が 2万円以上で売られていますから,もしかすると 3万を余裕で超える金額だったのかも知れません.だとすると今回のお値段でもまぁ仕方ないかという感じですね...
マイクロエースなどのメーカーから完成品が出る見込みはなさそうなことと,昨夏,ワールド工芸のオヤ31 を購入してしまい,1両単価の最高額をあっさりとなんてものじゃなく更新してしまって,金銭感覚が麻痺していたこと,立川駅に関係する (立川駅を発着・通過する) 現在の車両はほぼすべて,過去の車両も定期列車はかなりの部分を集め終わり,今後は今までのようなペースでの購入ではなくなること,そういえば昨冬のボーナスで特に大きな買い物もしていないことに気付いてしまったし,などということを考慮して,ついにマヤ50 も購入する決断をしてしまったという訳です.
そこで,入札する覚悟を固めてヤフオク!を覗いているとき目にしたのが,「メーカー完成品」というもの.Web サイトには掲載されていませんがどうやら,ペアーハンズ自身が組み立てたものがこのマヤ50-5001 にもあったようなのです.落札価格の参考にしようとペアーハンズに,マヤ50-5001 の完成品は過去いくらで売っていたのかと問い合わせてみました.するとすぐに返信があり,税込 ¥36,720 とのこと.予想どおりの定価でしたね... が,予想していなかった驚きの内容がその返信メールには記されていました... なんと,在庫数 1,すなわち,まだ新品で買えるというのですっ!! えっ,そうなの...?! ヤフオク!では昨年末からだけでも ¥55,000・¥54,000・¥46,500・¥54,090 という,定価より軒並み 1万円以上高いスゴいお値段で次々と落札されていますが...
中古の落札価格が ¥50,000 以上になることを覚悟していたのに,あっさりと 1万円以上安く新品が手に入ることが判ってしまいました... 何か,拍子抜けですね (^_^; 小規模メーカーにありがちな現金決済のみというのがやや面倒で,送料もかかりましたが,銀行振込で支払って,サクッと到着.
という訳で入手したこのマヤ50-5001.もちろん,1両あたりの金額としてはそれまで一番高かったオヤ31 を抜いて過去最高額になったことはもちろんのこと,セットを含めてすら最高額です(*゚ー゚) HO 並のお値段ですね...
(これまでで高かったセットは MicroAce A-6273 リゾート21EX (8両セット) の ¥27,148,KATO 10-1447 四季島 (10両セット) で ¥26,500 でした)
やはり金額が金額ですから,お値段の話だけでここまで引っ張ってしまうほどの破壊力です.さて,その車両はと言いますと... 「特製完成品」と記された紙が貼り付けられたコンバージョンキットの箱に入って届きました.全部が金属製という訳ではないので,見た目に較べると軽い,よくある Nゲージ車両です.カプラーは TOMIX 2501 のままでアーノルドカプラーでしたので,KATO 11-703 KATO カプラー密連形A黒に交換しました.金属製のカプラー抑えを外し,アーノルドカプラーとスプリングとを外した部分に押し込むだけで無加工で交換出来ました.もちろん,走行にも特に問題ありません.
これ以外に整備か所はありません.どこにも光ったり動いたりするギミックはありませんので,手間要らず... ですが,¥37,241 もする割には何か物足りない (^_^; まぁいいか.
早速,久しぶりに MicroAce A-3390 E491系「East i-E」3両セットを取り出して,マヤ50-5001 を組み込んで試験走行.うーん,いい感じです.
実写画像は昨秋,立川駅で撮影したもの.そう言えば,反対側を撮影してなかったな...
ここまでの支出額 ¥1,919,697
今回の買い物
- TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形+ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 (コンバージョンキット) メーカー特製完成品 ¥37,241