レイアウトプラン紹介 (準備中)
2019年05月31日 (5)

KATO 10-1464 キハ58系 4両セット 入線

毎週金曜日は '入線の日' :-) 今週購入したのは,KATO 10-1464 キハ58系 4両セットです.

急行「アルプス」を再現するために 165系を買ったとき,中央線は電化されていたにもかかわらずかなり後まで「アルプス」等の急行は一部,気動車でも運行されていたことを既に知っていました.でもあまり手を広げるのもなぁと,165系を買う前同様,'見ない (気付かない) ことにしていた' のですが,旧型国電を除き,立川駅を発着・通過する定期列車で使われていたひととおりの形式を集め終わってしまった以上,ディーゼルカーを買ってもまぁいいかな,と.急行用ディーゼル車も買えば,1960年代中盤から 1970年代中盤に至る 10年間くらいの,中央東線における 165系電車とディーゼル車との急行併存時代を再現出来ますから.
KATO 10-1464 キハ58系 4両セット 調べてみると,それまで客車での運行だった中央東線での急行 (準急) 列車のディーゼル車による運転は 1960年に始まり,キハ55系が使われたものの,翌 1961年にはキハ58系に移行し,キハ55系は一部が 1963年までの 4年間使われ,キハ58系は 1975年までの 15年間にわたって使われていたようです.さすがに私の記憶にはない時代の,過去の車両です (^_^;

という訳で,既に新品では入手出来ないものの,最近発売され,中古では比較的入手容易な KATO 10-1464 のキハ58系 4両セットを入手しました.カプラーはボディマウントの密自連タイプです.キハ58系に併結されることもあったキハ55系はどうやら KATO からは製品化されておらず,TOMIX からは 98013 としてキハ55 の 2両セット (M+T),8472 として キハ55 T車単品が発売されているようですがこれ,HG 仕様でカプラーが TN カプラー密自連形 SP とのこと.KATO 密自連カプラーの KATO 10-1464 と併結出来ないじゃないですか... それぞれ,アーノルトカプラーだったらよかったのに.ま,TOMIX のキハ55 を買わずに済むと考えるしかないですね (^_^;

キハ58 は片運転台で,柔軟に編成が組まれていましたので,165系のクハ+クハ同様,変態編成が楽しめます.10-1464 もこんな感じで,中間車であるキロ28 の背中? お尻? を嗅ぎ回るかのようなキハ58 運転台といった風情が再現出来ます.

KATO 6114 キハ58 (T)
KATO 10-1464 キハ58系 キハ58(T)
KATO 6113 キハ58 (M,中間車仕様)
KATO 10-1464 キハ58系 キハ58(M)
KATO 6115 キハ28 (T)
KATO 10-1464 キハ58系 キハ28(T)

さて,この 10-1464 にはジャンパ線パーツが多数付属しています.ホース付のものが 3種類,ホースなし状態 (ジャンパ線受け) も 3種類です.装着する場所は 3か所 (うち 2か所の比較的大型のジャンパ線は冷房用のもののようです.もう 1か所は制御回路用で,同じもの (ホースありかなしか) を 2か所に装着するようになっています) で,それぞれにホースあり・なしがありますから,組み合わせとしては 23 となり,8通りのパターンが存在することになります.
実車がどのような状態だったのかを網羅した資料を見つけることが出来ず,適当にバリエーションを付けて装着することにしました.

その前に,ホース付ジャンパ線パーツの塗装をしました.このジャンパ線パーツ,ジャンパ線ホースも含めて車体色であるクリーム 4号一色となっており,違和感があります.そこで,ホース部分は黒く塗ることにしました.がこの軟質プラの部品,筆塗りしてもすぐに塗料が剥がれ落ちてしまうんですよね... これをどうやって解決すればいいのか調べてみると,マルチプライマーというのを塗ってからエナメル塗料で塗装すれば剥がれにくくなるようです.
そこで,ガイアマルチプライマーというマルチプライマーと,TAMIYA のエナメル塗料,LP-3 (つや消し黒)を購入.あわせてツールクリーナーとして溶剤も.ヨドバシ.com で注文したらあっという間の半日で到着.いやはや,便利です.
本当は,ジャンパ線受けとホースの間には灰色の部分が存在するのですが,面倒なので省略して,つや消し黒でホース部分だけを塗ります.筆塗りでややはみ出てしまったところもありますが,どうせ細かいところは見えませんから (^_^; こんなもんでいいでしょう.

画像上はキハ58 T車.先頭に立つ車両です.こちらはすべてホースありとしました.ごちゃごちゃした印象となりますが,実感的になりましたね.こちらは胴受けと,'パーツ全部付け' にすることとし,前面幌も装着してあります.

画像中はキハ58 M車.中間でのみ使う前提です.こちらは中間車なので,ジャンパ線はすべてつながっているはずです.従って,すべてホースなしのものとして,ホースの表現は省略... ということにしてみました.当然ながらすっきりした印象になります.中間車なのでこちらにも前面幌を装着しました.

最後の画像下はキハ28 でこちらも T車.反対側の先頭に立つ車両です.こちらは冷房関係のジャンパ線のみホースありとして,制御回路用ジャンパ線は線受けとしました.胴受けは付けてあります.この状態の写真が Wikipedia に載っていますので,間違いではないかな,と.こちらは先頭車で,これ以上増結しないという想定で,前面幌は装着していません.
あ,前面幌も入れると 24 になって,16通りのフロントフェイスがあるんですね.カスタマイズする楽しみいっぱい,という感じですね (胴受け有無もありますが,先頭車であれば付けた方がいいので,計算に入れなくてよいでしょう).

シールには号車サボ・行先サボ・種別サボ・愛称サボ,「架線注意」の表示がありますが,行先・愛称には「アルプス」等,中央東線用のものがなぜか (?) ないので貼付しないこととし,号車・種別 (急行) サボと,「架線注意」表示だけを貼りました.

これでやっと入線整備完了です.早速走らせたところ,時計回りだと必ず脱線します... (;´Д`)何でや.KATO の密自連カプラーはこれまで使ったことがありませんが,これが原因のような.反時計回りだと問題ありませんから,当分は方向固定で走らせますか.また,脱線するのは特定の場所・車両のみなので,調整の余地もありそうです.

さて,走行にやや問題があるものの,時間のかかった入線整備も終わって走らせることが出来ました.4両しかないセットなのでどう編成を組むか工夫の余地はないのですが,実車はどうだったのかをまずは調べてみることにしました.いくつかのサイトを参考にして,中央東線をかつて走っていた気動車急行 (準急) と,ついでに 165系等で運用されていた電車急行について調べてみました.その結果はこんな感じです:

新宿発着中央東線準急/急行用ディーゼル列車・電車車両の変遷
形式 '60 '61 '62 '63 '64 '65 '66 '67 '68 '69 '70 '71 '72 '73 '74 '75
'82
気動車 愛称 アルプス
上高地
かいじ
白馬
天竜
かわぐち・八ヶ岳
赤石
こまがね
キロ25 非冷房
キハ26 非冷房
キロ28 非冷房
キハ28 1500番台 冷房車
2500番台 番台区分整理└→ 冷房車
キハ55 非冷房
キハ58 非冷房
400番台 非冷房 冷房車
キロ58 非冷房 冷房車
キハ65 冷房車
電車 愛称 たてしな たてしな・みのぶ (〜1978)
アルプス (〜2001)
白馬・穂高
赤石
改称 └→ こまがね (〜1986)
かいじ (〜1986)
かわぐち (〜1986)
165系  
115系 (かわぐち・かいじ,〜1978)

中央東線で気動車が「アルプス」などの急行列車に充当されていたのは,1960/4/25 から 1975/3/9 までの 15年間のようです.1961/10/1 ダイヤ改正までの 1年半のみキハ55系で,以降はキハ58系が使われています.
このうち,最も編成が短かったのは 7両で,1961/10/1 ダイヤ改正から次のダイヤ改正のあった 1963/10/1 までの「第2 アルプス」1往復と,同じく 1961/10/1 から 1965/10/1 ダイヤ改正までの「かいじ」1往復です.「かいじ」は 1963/10/1 以降は増結 1両を含め 9両編成ですが,土日は 2両減車で,結果として 7両編成だったようです.また,1968/10/1 までは 3号車のキロ28 は欠車のことが多かったようで,とすると,この 2年間の「かいじ」が 6両となり最短編成ですが,このときはキハ58系のみではなくキハ55系との混在でした.
(これ以外は少なくとも新宿〜甲府間,すなわち立川駅を通過する際は最低でも 8両,最大は 12両という長大編成でした.いやぁ,すごい時代だったんですね...)

となるとやはり,キハ58系としての最短は 7両編成で,「第2 アルプス」(1961/10/1〜1963/9/30)・「かいじ」(1961/10/1〜1965/9/30) のようです.この時代は上記表から判るとおり,非冷房車ですね.今回買った KATO 10-1464 は冷房車ですから,これだと時代が合わない...
しかもこの 10-1464,公式サイトによると,

● 製品の設定時期は昭和50年半ば頃の国鉄時代。Hゴムグレーの姿を再現。

とのことです.塗装規程が改定され,グリーン車の淡緑色(淡緑6号)の帯がなくなったのは 1978 (昭和53) 年です.KATO 10-1464 のキロ28 には帯がありますので,改定直後でまだ帯があったころ,ということでしょう.一方,中央東線からは 1975 (昭和50)/3/9 で気動車が消えていますので,ますます時代が合いませんね,しまったなぁ... どおりで,所属は米トリ だし,編成例には水郡線のほかは西日本の列車しか載ってない訳です.早まったかなぁ?

KATO 10-1464 の車両は上記のようにすべて冷房車ですから,1972〜1975年の姿を再現させるしかありません.となると,立川で見られた編成を再現するためには 12両揃えるしかありませんね.例えばキハ58 をあと 3両と,キハ65 が 3両,キハ28・キロ58 が 2両ずつといった具合 (キロ28 は不要に...) で増備する必要があって,かなり無理な感じ... そもそも,KATO からキロ58 は製品化されていないようです.
私が作成している '縮小立川駅レイアウト' はスペースの関係で,横 (東西) 方向を 2/3 に縮小しており,ホーム有効長も 7両分しかありません.このため,10両編成の E233系もふだん 6両だけで走らせています.これを考えると 12両だった「アルプス」等も,7両あれば十分ですかね... であれば,あと 3両増備すればよさそうですね.あるいは,冷房車かどうかを無視して上記の最短の 7両編成をさせるとすれば,キロ58 をあと 4両増備して (残念ながらキハ28 は編成に含まれていませんでした...),こんな編成を再現させることが出来そうです:

 
 ←新宿
松本→ 
号車 1234567
形式 キハ58 キロ28
(一部指定)
キハ58 キハ58 キハ58 キハ58 キハ58
KATO 10-1464

さてはて,もうちょっと悩むことにしましょうか.


ここまでの支出額 ¥1,994,840
今回の買い物
  • KATO 10-1464 キハ58系 4両セット ¥10,873
  • ガイアノーツ 82052 P-01 ガイアマルチプライマー ¥661
  • TAMIYA LP-3 ラッカー塗料シリーズ No.3 フラットブラック 10mL ¥150
  • TAMIYA 87077 ラッカー溶剤 (250ml) ¥393
あぁ,総支出額がいよいよ... (;´Д`)
     
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