楽天市場
レイアウトプラン紹介 (準備中)
2019年04月12日 (5)

TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形+ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 (コンバージョンキット) メーカー特製完成品 入線

いやぁ,ついにこれ,買ってしまいました.TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形を種車にしてマヤ50-5001 に改造するコンバージョンキット,ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 をキットメーカーであるペアーハンズ自身が組み立てたものです.
E491系 'East i-E' に挟まれて立川に昨秋来たとき,初めて見た & 撮影したマヤ50.撮影もした以上,それを再現すべく欲しくなってしまうのは必定です.しかし,完成品としては製品化されておらず,入手可能なのは過去に出ていた上記のコンバージョンキットのみ.ヤフオク!で探すものの,コンバージョンキットだけでもプレミア価格になっていて入手困難です.完成品も同様で,1両だけで,10両・12両セットの既製品が買えてしまうようなお値段になっており,たまに出品・落札されていますが,入札する勇気はありませんでした...

ところでこのマヤ50-5001,E491系 East i-E を手がけたマイクロエースこそ,出すべき車両だと思うのですが (どうしてマヤ50 を加えた 4両セットにしなかったのか,かえすがえすも残念でなりません),その気配はありません.
ところで,マイクロエースの車両は 10セット以上持っていますが,最近はぐっと来るものがまったくリリースされていませんね.ここ 3年くらいのリリースを見ても,おっと思うのは 485系「彩」と 215系の再生産くらいでしょうか.後者は結局,発表されたものの中止されてしまっていますし.485系「彩」は過去,立川駅にもしばしば入線していたらしいですし,お値段もそんなに高くありませんから,再生産されるこの機会に買おうかと思いましたが,過去の不定期車両まで手を広げてしまうときりがないので (もう置き場にも困って来ています...),見送りですね.

閑話休題.TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形は定価 ¥2,268,ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 のコンバージョンキットは定価 ¥8,964 で合計 1万円ちょっとの品物です.この組み立てはかなり面倒なようで,かつ,塗装も必要ですから,完成品を 1万円+αで買えるとは思っていませんが,それにしてもものすごいお値段になっちゃってますね...
ペアーハンズの Web サイトを見ると,6千円台のボディーキットの完成品が 2万円以上で売られていますから,もしかすると 3万を余裕で超える金額だったのかも知れません.だとすると今回のお値段でもまぁ仕方ないかという感じですね...

マイクロエースなどのメーカーから完成品が出る見込みはなさそうなことと,昨夏,ワールド工芸のオヤ31 を購入してしまい,1両単価の最高額をあっさりとなんてものじゃなく更新してしまって,金銭感覚が麻痺していたこと,立川駅に関係する (立川駅を発着・通過する) 現在の車両はほぼすべて,過去の車両も定期列車はかなりの部分を集め終わり,今後は今までのようなペースでの購入ではなくなること,そういえば昨冬のボーナスで特に大きな買い物もしていないことに気付いてしまったし,などということを考慮して,ついにマヤ50 も購入する決断をしてしまったという訳です.

そこで,入札する覚悟を固めてヤフオク!を覗いているとき目にしたのが,「メーカー完成品」というもの.Web サイトには掲載されていませんがどうやら,ペアーハンズ自身が組み立てたものがこのマヤ50-5001 にもあったようなのです.落札価格の参考にしようとペアーハンズに,マヤ50-5001 の完成品は過去いくらで売っていたのかと問い合わせてみました.するとすぐに返信があり,税込 ¥36,720 とのこと.予想どおりの定価でしたね... が,予想していなかった驚きの内容がその返信メールには記されていました... なんと,在庫数 1,すなわち,まだ新品で買えるというのですっ!! えっ,そうなの...?! ヤフオク!では昨年末からだけでも ¥55,000・¥54,000・¥46,500・¥54,090 という,定価より軒並み 1万円以上高いスゴいお値段で次々と落札されていますが...
中古の落札価格が ¥50,000 以上になることを覚悟していたのに,あっさりと 1万円以上安く新品が手に入ることが判ってしまいました... 何か,拍子抜けですね (^_^; 小規模メーカーにありがちな現金決済のみというのがやや面倒で,送料もかかりましたが,銀行振込で支払って,サクッと到着.

という訳で入手したこのマヤ50-5001.もちろん,1両あたりの金額としてはそれまで一番高かったオヤ31 を抜いて過去最高額になったことはもちろんのこと,セットを含めてすら最高額です(*゚ー゚) HO 並のお値段ですね...
(これまでで高かったセットは MicroAce A-6273 リゾート21EX (8両セット) の ¥27,148KATO 10-1447 四季島 (10両セット) で ¥26,500 でした)

やはり金額が金額ですから,お値段の話だけでここまで引っ張ってしまうほどの破壊力です.さて,その車両はと言いますと... 「特製完成品」と記された紙が貼り付けられたコンバージョンキットの箱に入って届きました.全部が金属製という訳ではないので,見た目に較べると軽い,よくある Nゲージ車両です.カプラーは TOMIX 2501 のままでアーノルドカプラーでしたので,KATO 11-703 KATO カプラー密連形A黒に交換しました.金属製のカプラー抑えを外し,アーノルドカプラーとスプリングとを外した部分に押し込むだけで無加工で交換出来ました.もちろん,走行にも特に問題ありません.
これ以外に整備か所はありません.どこにも光ったり動いたりするギミックはありませんので,手間要らず... ですが,¥37,241 もする割には何か物足りない (^_^; まぁいいか.

マヤ50 5001早速,久しぶりに MicroAce A-3390 E491系「East i-E」3両セットを取り出して,マヤ50-5001 を組み込んで試験走行.うーん,いい感じです.

実写画像昨秋,立川駅で撮影したもの.そう言えば,反対側を撮影してなかったな...


ここまでの支出額 ¥1,919,697
今回の買い物
  • TOMIX 2501 国鉄客車 オハフ50形+ペアーハンズ N-833 建築限界測定車マヤ50-5001 (コンバージョンキット) メーカー特製完成品 ¥37,241
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
2019年04月06日 (6)

花見 & 「華」撮り鉄

タイトルは別にダジャレじゃありません (^_^; 桜も満開のこの週末,嫁さんと恒例の花見ウォーキングに行って来ました.今年は武蔵境駅〜鷹の台駅までの約 10km,玉川上水沿いを 3時間ほどかけて遡りました.

今日歩いた玉川上水の区間に植えられている '小金井桜' は江戸時代から植林されているもので,山桜がほとんどのようです.このため,同じ遺伝子を持つソメイヨシノとは違って咲き方も様々で,葉桜になっているものもあれば満開のもの,これから咲くものもあるなど,それぞれの風景を楽しめました.ところどころに玉川上水の桜とは別に咲いているソメイヨシノはいずれも満開で,これはこれでもちろん楽しめます.

コース終盤で,西武多摩湖線の踏切を渡ります.せっかくなので,休憩も兼ねて電車が来るのをしばらく待って 1枚.4両編成の (新) 101系……でいいんでしょうか?

そこからさらに歩いて,ソメイヨシノが満開の小平市立中央公園を過ぎると今度は国分寺線の鷹の台駅です.ここが本日のウォーキングの終着点.ここから国分寺まで出て,立川を経由して帰宅する予定です.どうせ西武線に乗ったのであれば拝島まで行けばいいのですが (って,小川での乗り換えが必要ですが),今回は国分寺駅と立川駅とでそれぞれ用事があったので,国分寺線で国分寺まで移動することにしました.
桜をバックに鷹の台駅に入線するこれは東村山行きの,えーっと,(旧) 2000系って奴でいいんでしょうか... 西武鉄道はまったく興味がないというか,乗ったことすらほとんどないもんで (^_^;
この後来た国分寺行きの電車が何色だったかすら覚えていません...

さて,国分寺駅で嫁さんと別れ,向かったのは... スタンプ台 (^_^;

現在やっている中央線開業 130周年記念キャンペーンでのイベントのひとつとして置かれている記念スタンプを押すためです.3/25〜8/31 に武蔵境・国分寺・立川の各駅にスタンプが置かれているというもの.そう,今日武蔵境駅からウォーキングをスタートしたのも実はこのためでした (^_^;
立川駅はほぼ毎日使っているし定期券区間内なのでよいとして,問題は武蔵境と国分寺.半年近くあるのでそのうち行きそうな気もしますが,どうせなら今日,コンプリートしちゃっておきましょ,ということでこんなウォーキングルートにしたという訳.スタンプをコンプリートしても別に何をもらえる訳でもないようですし,この手のスタンプとかは近付かないようにしているのですが,3駅ならまぁね... という感じです.

[★ ]その後まだ時間が余ったので買い物をするなどして時間調整して,立川駅の南武線ホームへ.本日は 485系「華」が団臨で立川まで来ます.「華」自体は珍しくありませんが,今日は 8番線に到着するはず.「華」は今まで 3・46番線でしか撮影しておらず,8番線では撮影出来ていなかったので,この機会に撮っておこうという次第.

今日は,'ちいさなおともだち' が 1人撮影していただけで,静かな「華」8番線到着でした.この「華」はこの後いったん西立川まで引上げ,大宮に向けて回送されて行きます.その際,再度立川駅を通過しますが,3番線を通過するのではなく,4番線でいったん待避してからのダイヤになっているようです.4番線では既に撮影済みなので,返却回送は狙わずに帰宅しました.

posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
2019年04月05日 (5)

TOMIX 92458 JR 209-3000系通勤電車 (川越・八高線) セット入線

TOMIX 92458 JR 209-3000系通勤電車 (川越・八高線) セット毎週金曜日は '入線の日' :-) 先週は 3セット・12両の一挙入線でしたが,新発売なんだもん,しゃぁないです.今週は再びつましく 4両セットです.

今週の入線は八高線 209系 3000番台です.3年 9か月ほどの短い間だけ,八高線の車両が拝島から立川まで直通していた時代があることを知り,そこで使われていた 103系 3000番台・209系 3000番台のうち,103系 3000番台をまずは購入しました.ってこれ,時代がちょっと違っていて冷房車じゃないのと,4両編成ではなく 3両編成という違いがあるので,あくまでも 'つなぎ' なのですが.まぁそんなに重要視するような車両 (路線) ではないのでこれでもいいでしょう.

その 103系 3000番台の次に使われていた 209系 3000番台を今回購入したという次第.こちらは鉄コレではなくきちんと (?) TOMIX から製品化されていたので,中古での入手です.行先表示にはきちんと「立川」も付属していましたので,「八王子」が付いていましたが「立川」に交換.TOMIX なので嫌〜な感じの車番はなんと,きれいに転写されていました.中古で買ってよかった (^_^;

7年ほど前に発売された製品のはずですが,走りも特に問題ありませんでした.
うーむ,こいつも走らせる機会は滅多にないと思いますので,買うべきものだったのか,微妙なところですが... まそのうち,「八高線特集」でもやりますかね (って,それには出場メンバーが揃ってないか...).


ここまでの支出額 ¥1,882,456
今回の買い物
  • TOMIX 92458 JR 209-3000系通勤電車 (川越・八高線) セット ¥12,373
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
2019年03月29日 (5)

KATO 10-1522/1523/1524 E353系「あずさ・かいじ」基本/増結/付属編成 全12両セット入線

毎週金曜日は,レイアウトを置いている嫁さん実家には原則的には週末にしか行けないので,その週に届いた車両を入線させる '入線の日' :-) 今週は,まさに今日,発売が発表された 4か月以上前に予約していた,KATO の E353系の 10-1522・10-1523・10-1524 の 3セットが到着しましたので,早速の入線です.1年前の 2018/3 ダイヤ改正から E353系が導入され,2019/3 ダイヤ改正では E353系に「あずさ・かいじ・はちおうじ・おうめ・富士回遊」が (臨時列車の一部を除き) 統一され,中央本線には E353系時代が到来していていましたから,待ちに待った E353系ですね.
量産先行車はだいぶ前に出ていましたから,製品化までずいぶん長くかかっているなぁという印象でしたが,E353系の本格デビューとほぼ同時の発売にはなりました.

KATO 10-1522 E353系「あずさ・かいじ」基本セット (4両)・KATO 10-1523 E353系「あずさ・かいじ」増結セット (5両)・KATO 10-1524 E353系「あずさ・かいじ」付属編成セット (3両)さて,製品構成は,E351系のときとは違って,3セット構成になっていて,

  • KATO 10-1522 E353系「あずさ・かいじ」基本セット (4両) \15,336
  • KATO 10-1523 E353系「あずさ・かいじ」増結セット (5両) \14,148
  • KATO 10-1524 E353系「あずさ・かいじ」付属編成セット (3両) \11,880

という 3製品構成です.基本セットは 4両の紙パッケージ,増結セットと付属編成セットは 6両のブックケース.増結セットは 1両分,付属編成セットからは 3両分のスペース (ウレタン) を外して,基本セットをそれぞれのスペースに収めれば,6両×2=12両がすべて収納出来るという構成です.
とはいえ基本セット用の紙パッケージを捨てる訳にはいかないので,いまいちな製品構成ではありますけれどね...

さて,私の作成中の '縮小立川駅レイアウト' は,スペースの関係から,横方向を約 2/3 に '縮小' しており,ホームの有効長が 7両しかありません.このため,よほど思い入れのある車両か,元々 6両以下の編成でない限り,フル編成では揃えていませんでした.今回の E353系は基本編成と付属編成とが連結された姿を再現したいし,中央本線のフラグシップ車両ですから,ということで 3セット 12両すべてを買ってしまいました.ブックケース入りの基本セット 6両+付属編成セット 3両に加えて紙パッケージの増結セット 3両なんて構成だったら,増結セット以外の 9両だけを買ったかも知れませんが,KATO,全部買わせる構成を考えて来ましたね,という感じでしょうか (苦笑).

という訳で 12両揃いました.やっぱり長い... 相変わらず,バックストレートを全部使い切ってしまう & 向こう端が見えない状態ですが,ま,並べることに意義があるんです,たぶん...
入線整備ですが,ユーザー取り付けパーツは意外にもひとつもありませんでした.なんだ,やれば出来るんじゃんという感じですかね (^_^; 付属しているのは行先表示シールだけですね.仕事も,年度末・年度始めは今までどおりあまり忙しくないかなと思っていて,休みを取って豊橋にも出掛けたのですが,その旅行を決めた直後に異動を申し渡されて一挙に忙しくなってしまいました.休日出勤するほどではないのですが,土日も何となく気ぜわしく,このため,このところゆっくりとレイアウトルームに籠もって遊べる状態ではありません.こちらはそのうち貼りましょう.G.W. かな.
さて,そんな状態なのであまり長い時間走らせていないのですが,付属編成を連結すると脱線します(;´Д`) うーむ,E351系に続いておまえもか... 基本編成だけなら何の問題もないので,工夫で改善する余地はあるのかも知れませんが,どうなることやら.

E351系のときにやったように,連結面を再現したいところですが,Assy パーツで出ているボディは予約しないと事実上買えないというのを判っておらず,入手出来ていません... しまった.そのうち,ジャンクが出回ったら入手すればいいやって感じかな.

実車画像はいつだったかに立川駅 1・2番線ホームから撮影したもの.現実世界でも 12両全部は見渡せません...


ここまでの支出額 ¥1,870,956
今回の買い物
  • KATO 10-1522 E353系「あずさ・かいじ」基本セット (4両) ¥10,633
  • KATO 10-1523 E353系「あずさ・かいじ」増結セット (5両) ¥9,810
  • KATO 10-1524 E353系「あずさ・かいじ」付属編成セット (3両) ¥8,237
   
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
2019年03月23日 (6)

静岡・飯田線乗り潰し旅行 Day-2

ヤバいです,昨夜はいつもの調子で飲んでしまって,若干頭痛い... (^_^; 今日の飯田線は 10:42 発の 519M ですから,比較的ゆっくり出来ます.酔いを覚ますためにも,遅くまで寝ていようかと思いましたがせっかく無料なのでホテルの朝食を食べに行き,久々に落ち着いて食事をしたら少しは調子が戻って来ました.何しろ今日は 6時間 51分ものあいだ,飯田線に揺られていないといけませんからね...

さて,チェックアウトは 10:00 でちょうどいいので,それまでホテルでゆっくりしていたいところですが,ここは豊橋.せっかくですから,豊橋鉄道市内線にある,鉄道軌道で一番の急カーブ,'R11' を見にいかないといけません.そのためにこの日程にしたんですから...
という訳で,9:00 過ぎにはホテルを出て,路面電車でまずは駅前まで戻って井原電停へ.ほぼ 7分毎に発車しますので,すぐに乗れました.20分ほどで井原電停着.ほほー,これが噂の半径 11メートルのカーブですか... うーむ,確かに 90°曲がる急カーブだけれども,20m 級電車ならともかく,走っているのは 12.5m とかの車両 1両ですから,路線バスより少し長いくらい.これが曲がれるのも当然という感じで... あまり見応えしないのは確かです (^_^;
赤岩口行きと,このカーブを曲がる運動公園行きとは 7分ごとに交互に運行されていますから,今乗って来た赤岩口行きを井原で降りて 7分待つと,いよいよ運動公園行きがやって来ました.モ3200形ってやつですね.どうやって撮影するとこの R11 を効果的に撮れるのかなぁ...

さて,飯田線の時間も迫って来ているので,上りの電車に乗って折り返します.そういえば,井原まで来るとき競輪場前電停から車両が 2両停まっているのが見え,てっきりここが車庫かと思ってしまったのですが,帰宅してから調べてみるとこれは単なる留置線なのですね.これじゃ検修すら出来ないし,ここが車庫じゃないのは当然か (^_^;
路面電車に久々に乗って当たり前のことを思い出しましたが,この豊橋鉄道東田本線,交差点に差し掛かれば信号で停まるし,この競輪場前から先は単線なので,反対側の電車との交換待ちもするし,距離が短い割には所要時間がかかります.むしろ,バスの方が早いんではというくらい.余裕で豊橋駅まで戻れるかと思ったのですが,飯田線 519M の発車時間が迫って来てしまい,結構焦りました.

飯田線 519M (313系 R105編成) 豊橋駅時間の読みを誤ったせいでゆっくりと弁当を調達している暇はなく,駅構内のコンビニでおにぎりと飲み物を調達して,長旅に備えます.それでもどうにかこうにか豊橋駅飯田線ホーム到着.ちょうど 519M が入線して来ることころでした.無事,進行方向側の席も確保出来ました.519M は 313系 R105編成で 2両編成です.乗ったのは後側の クモハ313-3017.1両目はクハ312-3017 なので,そちらの方が乗り心地はよかったのだろうか?
満員で豊橋駅を定刻に発車.なんだか,もう早速お腹が減って来てます (^_^;
体感的にはかなり早い速度でずんずん走りますが,何せ駅間が短いため,全然前に進んでる気がしません.先が思いやられます...

昨日はいい天気でしたが,今日は薄日は差すものの,曇っているのがちょっと残念.1時間ほどで山間に列車は分け入って行きます.このころには既に飽きて来ていますが,本長篠駅でワイドビュー伊那路 2号との交換待ちで 17分間の停車.ホーム上を少し歩けて気分転換になりました.乗車時間はあと 6時間近くあるんですけどね.うはっ.
途中,山間部にもかかわらず綺麗に桜が咲いているところが何か所かありました.ソメイヨシノじゃないのかな? 湯谷温泉駅でだいぶ客が降りて,乗客はまばら (1ボックスに 1組+α程度) になって来ました.反対側のボックスの老年夫婦も明らかに乗り潰し組,隣のボックスに一人座っている同年配の男性も明らかに同業者です.先頭車両の方がなぜか年齢層が低いようで,中学生や高校生くらいの何人かが駅に停車する度に駅名標撮影をしています.ほとんど,乗り鉄専用列車と化しています.

飯田線 高遠原駅どんどん山深くなって,豊橋から 1時間半ほどで,以前クルマで来たことがある大嵐駅へ.残念ながら停車時間がほとんどなく,降りることは出来ませんでした.発車から 3時間半ほどが経過.まだ 3時間ありますが,やっと半分を超えましたね.リタイヤせずに済みそうです.緩やかに流れる天竜川の流れを見ながらこのあたりで昼食.あっという間に食べ終わってしまって,ちっとも時間は進んでいません (^_^; あと 4時間以上あるんだけどな.暇潰し用にと新書 1冊と,数日分未読を貯め込んだ新聞を読むためのタブレットを持って来てはいるのですが,乗ってみてはたと気付きました.これらを読んでいたら,車窓なんてちっとも眺められません.それじゃ,本当に '乗った' だけになってしまって,何のために乗っているのか,判らなくなってしまいますね.

昨日寝たのは遅くて眠いし,暇潰しもしたいのですが,寝る訳にもいかず車窓をずっとチェックします.ほとんど修行ですな.あいにくの天気でしたが,乗り始めて 4時間の飯田あたりから明るくなって来ました.中央アルプス・南アルプスが車窓両側に綺麗に見えています.もちろん山々はまだ雪景色で,いい感じです.

車内で Wikipedia を見ていて,赤木〜沢渡駅間に 40‰ の,JR 最急勾配区間があることを知りました.それを知ったのは駒ケ根を過ぎたあたりで,間もなくその区間に差し掛かるところでした.危ない,危ない... 先頭車両に行ってこの区間だけ,スマホでビデオ撮影.この区間を撮影した動画は,素晴らしい画質のものがたくさん既に見られますが,せっかくなので YouTube にアップロードしておきました.

飯田線飯田線はほとんどが無人駅.どの駅も,乗車券の券売機すらないようです.そのため,車掌が車内で乗車券を常に売り歩いています.ドアはボタン式で,乗客が自分で開閉する形式ですが,駅に着くと車掌室ではなく運転室に入ってドア開閉が可能になるに操作しているようです.このため,駅に到着してもすぐには扉は開けられない模様.駅に着くと車掌はホームに降り,乗車券の回収をします.それが終わるとホームを走って車掌室に戻って戸閉め操作をして発車.駅に着く度にこの繰り返しで,ずっと走っているという重労働...
途中,飯田だかで交替したようですが,こりゃかなり疲れる車掌業務ですね.お疲れさまです.

天気がよくなって綺麗な景色が楽しめるようになったせいか,慣れてしまったためか,なぜか,後半は時間の進み方が早くなった気がします.急勾配を下り切った沢渡まで先頭車両にいて自分の席に戻って来ると既に 6時間を経過.あと 1時間を切っています.急に名残惜しくなって来たのは不思議です.

ここまで来ればあとはあっという間に過ぎて,辰野着.JR 東海エリアを抜けたことが判る見慣れた駅名標が新鮮に映ります.発車から既に 6時間 38分経っています.これで無事,飯田線乗り潰し完了です! が,余韻に浸っている時間はなく 519M はそのままあと川岸駅を経由して岡谷駅まで直通します.
辰野からは 13分ほどで 519M の終点,岡谷駅に到着.いやぁ〜,6時間 51分の長旅,前半が辛かったですね.リクライニングしないボックスシートですが,乗り心地・座り心地はそんなに悪くなく,腰が痛くなるようなことはありませんでした.でも疲れた!

さて,ここからはあずさ 30号千葉行きに乗り換えます.乗り換え時間が 4分しかないのでこれまたダッシュです.ここまで乗って来た 519M を先頭から撮影出来るようあらかじめ先頭車両に移動して,岡谷駅到着とともに降りて先頭から 1枚.地下通路を経由してあずさが発車する 1番線に移動してもう 1枚.お腹が減っていますので,いったん改札を出てコンビニに入るけれどもまともな駅弁は売っておらず,仕方なく今度もおにぎりとサンドイッチを購入して,入線して来た E353系に飛び乗ります.後は 172.9km をわずか 2時間 8分で進み,立川で降りるだけ.いやぁ,特急は偉大です :-)

ここから先は初めて乗る区間ではないですし,もう日も落ちて車窓も見えませんし,そもそも乗ることが目的ではないので,買った早めの夕食をぱくつきながらタブレットで新聞を読んでいると眠くなり,しばらく居眠り.気が付くともう八王子手前でした.1泊 2日の静岡・豊橋・飯田線の旅,無事,終了です.


今回の支出額 ¥5,155
今回の買い物
  • 交通費 ¥3,940
  • その他観光費・食事代 ¥1,215
posted at 00:00:00 | Comment(0) | TrackBack(0)
Amazon.co.jpアソシエイト