昨秋,'超リニューアル号' ということで久しぶりに時刻表 (2018/12) を買って眺めていたら,飯田線の乗り潰しに出かけたくなっていました.飛び石連休となった今年の春分の日.平日の金曜日を休めば 4連休に出来ます.年度末ですが特に忙しくもなさそう & 金曜日はひとつだけ会議があるのですが休んでも問題なさそうなので,有給休暇を取ることとして,金曜・土曜で飯田線乗り潰しの 1泊旅行に行くことにしました.飯田線を乗り潰すだけなら日帰りでも可能なのですが,交通費節約を兼ねて私の別の趣味の目的で前から行きたかった静岡にも寄ることにし,1泊としました.
本当は木曜日・金曜日とで行って,4連休前半を旅行,後半を休養に充てられればよかったのですが,静岡は平日 (金曜) に行く必要があり,ルートの関係で金曜〜土曜で行くことに.静岡には昼までに着けばよいので,1泊にしたことで朝はゆっくりと出て間に合いました.まずは 647A こだま 647号で品川から静岡へ.これまで新幹線に乗るときは新横浜,東京,大宮ばかりだったので,品川駅の新幹線ホームは初めて使いました.新幹線に限りませんが,ホームドアがあると写真撮影には邪魔ですね...
ひかりならともかくこだまなんて乗る人はほとんどいないだろうし,平日だし,指定席よりも自由席車両の方が多いんだから楽勝だろうと思って指定席は取らずに乗車.……が,品川駅からの乗車ということもあったかと思いますが,乗った 7号車はかなり混んでいて,窓側 A/E 席はほぼ埋まっている状況.げ,楽勝だろうとこんな真ん中の車両に乗ったのが間違いだったのか... と思いましたが,どうにか 7列は C/D/E席のみ埋まっていて,A席を確保出来ました.C席の年配客は新横浜で降りて行きました.えっ? 東京〜新横浜を新幹線に乗っちゃうの...?! 謎です.
小田原だったかを過ぎてインバウンド客を中心にどっと降り,D/E 席の客も降りたので,無事,富士山を見るための E席に移れました.
この日,たまたま品川の駅ナカであるエキュート品川がリニューアルオープンする日・時間で,関連の社員と思われるスーツ姿の人が多い,華やかというよりちょっと異様な雰囲気.オープンと同時にそこでを購入した弁当を E席に移ってから広げ,富士山を見ながら食事.
曇りがちの天気ではありましたが,新富士駅あたりでは綺麗な富士山を拝むことが出来ました.今回は一筆書きの片道切符なので,帰路に富士山を見ることは出来ませんから,きちんと楽しんでおきます.
1時間半かからずに静岡到着.うーん,家から東京駅に行くのと同じくらいの時間で品川〜静岡間を移動しちゃいました.こだまであってもさすが新幹線です.当たり前ですが,静岡駅の本線を通過する「のぞみ」のスピードを見ると,そりゃ速いわな,というのが実感出来ますね.
昼から午後いっぱい,静岡で用事を済ませて,夕方再び静岡駅へ.明日の飯田線乗り潰しに備えて今日は,豊橋での宿泊です.今度も自由席ですからどの便に乗ってもよいのですが,静岡駅から発車する名古屋方面の新幹線は,毎時 11分にひかり,26・55分にこだまのパターンダイヤとなっていて,1時間に 3本しかなく,それぞれ 16分・15分・29分の待ち時間が発生します.特に,26分発のこだまを逃すと 30分もロスしてしまい,青梅線どころじゃないローカル度合い... このため,やや急ぎ気味に駅ビル内のスーパーでうなぎ弁当を買ってこだま 671号 671A に乗車.1日に 2回 (同一方向に) 新幹線に乗ったのなんて,初めての経験です.こちらも結構混んでいましたが,浜松までの乗客が多く,浜松からはがらがらでした.
静岡から豊橋へは 39分しか乗車時間はありませんが,弁当を平らげるには十分の時間.日が沈む車窓を眺めながらうな丼を食べ終わると豊橋到着.この日の静岡は非常に暑く,半袖でもいいくらいの陽気だったのに,豊橋は寒風吹き荒び,慌てて持って行ったコートを着ました.初夏から真冬に一挙に逆戻りです.これにはびっくりしました.
ホテルにいったん行きチェックインして荷物を解いてから街中へ.食事は先ほど車内で済ませていますので,あらかじめ調べておいた市内の飲み屋を何軒かハシゴ.路面電車の駅 (電停) の近くまで飲んでいて,ちょうど終電前に切り上げられそうだったので急ぎ会計して,電停へ.けだるい空気漂う路面電車に乗って,駅前電停まで戻りました.路面電車は Suica がそのまま使えるので便利です.
さて明日はいよいよ,飯田線乗り潰しです.
今回の支出額 ¥48,119
今回の買い物
- 交通費 ¥18,210
- 宿泊費 ¥7,400
- その他観光費・食事代 ¥22,509